映画『空飛ぶタイヤ』主演・長瀬智也、池井戸潤のベストセラーを映画化

2017年3月17日 20:47

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『空飛ぶタイヤ』が、2018年に全国の劇場で公開される。

 原作は、池井戸潤による同名のベストセラー小説。主人公でトラックの運送会社社長・赤松と、自社製品のリコール隠しを行う巨大自動車会社との闘いを描く作品だ。

 「下町ロケット」「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」「民王」等、数多くの小説がドラマ化、その全てが高視聴率・話題となっている池井戸本人にとって本作は「ぼくはこの物語から、『ひとを描く』という小説の根幹を学んだ」という程に思い入れがある作品で、池井戸作品初の映画化となる。

 主演は、TOKIOのメンバーとして活躍する一方、映画『TOO YOUNG TO DIE 若くして死ぬ』や、ドラマ「フラジャイル」等、数々の話題作に主演し続ける長瀬智也。巨大企業に潜む闇と戦う、運送会社の社長・赤松徳郎を、熱く演じる。監督は『超高速!参勤交代』シリーズでメガホンを取った本木克英が務める。

 原作者の池井戸潤は本作について「『空飛ぶタイヤ』は私にとって初の映画化作品となりました。人の命を軽視し、社会を欺き、自らは保身に走る――。巨大企業の腐りきった内情と、会社の常識は世間の非常識を地でゆくエリート社員たち。そんな彼らに挑むのは、四面楚歌の運送会社のオヤジ、赤松徳郎です。主演の長瀬智也さん始め、出演者の皆さんの演技がいまから楽しみです。頑張れ、赤松!そう心から応援できる映画になることを期待しています」とコメントしている。

【作品情報】
映画『空飛ぶタイヤ』
公開時期:2018年
原作:池井戸潤「空飛ぶタイヤ」 (講談社文庫、実業之日本社刊)
主演:長瀬智也
監督:本木克英
© 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

【ストーリー】
よく晴れた日の午後。1台のトラックが起こした事故により、1人の主婦が亡くなった。事故を起こした運送会社社長の赤松徳郎は警察で信じられないことを聞く。走行中のトラックから突然タイヤが外れた、と。整備不良を疑われ、世間やマスコミからバッシングをされる毎日の中、彼はトラックの構造そのものに欠陥があるのではないかと気づき、製造元のホープ自動車へ再調査を要求する。遅々として進まない調査に苛立ち、自らの足で調査を始める赤松だが、そこには大企業のリコール隠しが存在した。赤松は親から引き継いだ会社や社員、家族を守るため、何よりも自らの正義のため、巨大な企業に戦いを挑む。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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