籠池氏と10年来関係断ってるのは真実と稲田氏

2017年3月15日 09:08

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記事提供元:エコノミックニュース

 稲田朋美防衛大臣は14日の記者会見で、大阪市の学校法人森友学園の籠池泰典氏との関係等に関連して、同学園が起こした民事訴訟で原告側代理人弁護士に稲田大臣の名前が記録されていたことに対する記者団の質問に「裁判所出廷記録にあるとすれば、13年前の抵当権抹消事件の際、第1回口頭弁論記述に、担当していた夫の都合がつかず、代わりに出廷したことがあるのではないかと今、推測している」と答えた。

そのうえで「天地天命に誓って、今までも自分の記憶に基づいて答弁してきた」と強調。「虚偽の答弁をしたことはありません。何回も言いますように、本件(国有地払い下げなど)と全く関係がない、しかも10年来、私は(籠池氏と)関係を断っているということは真実であります」と断言した。

 稲田大臣は原告側代理人弁護士に自らの名前があったことに「昨日いきなり予算委員会の中で示され、非常に驚きました」と述べた。

 そのうえで「13年前の抵当権抹消事件と今の国有地払い下げ事件は全く関係ありませんし、本件の国有地払い下げ事件に関しては、私は本当になんの関係もありません。籠池氏とは面識はもちろんありましたけれども、ここ10年来お会いしておりません。それは、10年程前、大変失礼なことをされたということがあり、それ以来、関係を断ってきているということでございます」と関係が10年来ない、関係を断っている、と重ねて強調した。(編集担当:森高龍二)

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