理研、116番元素「リバモリウム」の作製に成功

2017年3月6日 16:55

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記事提供元:スラド

 理化学研究所が116番元素「リバモリウム」の作製に成功した(NHK理研の発表)。

 リバモリウム自体はすでに海外で作製されており、今回の作製が世界で3例目だという。今回の実験では「アクチノイド(原子番号89から103までの元素)を標的にして比較的軽い重イオン(原子番号10~20)ビームを照射し核融合を起こすことで、冷たい融合反応より励起エネルギーの高い熱い状態の複合核(励起エネルギーが 30~50MeV)を経由して超重元素を合成する方法」という手法を用いており、これを応用することで未だ発見されていない原子番号119番以降の物質を合成できる可能性があるという。

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