安保は防衛力、同盟、諸国関係の3本でと防衛相

2017年3月1日 08:50

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記事提供元:エコノミックニュース

 稲田朋美防衛大臣は28日の記者会見で、米国のドナルド・トランプ大統領が2018年度予算編成で国防費を大幅に増額する方針を明確にしたことを受け、日本への影響について記者団に聞かれ「わが国自身の防衛力の質と量の強化、日米同盟の強化・深化、関係諸国との関係をより良いものに構築していくこと、この3本柱で日本の安全保障を図っていこうというふう思っている」と答えた。

 稲田防衛大臣は「しっかりと(3本柱での)日本の防衛力強化により、日米同盟における役割の拡大を図っていきたいと思っている」とマティス米国防長官との会談でも考えを伝えており「その方針に変わりはないということです」と述べた。

 また、米国の国防費大幅増については「どのように具体化されていくのか注視していきたいと思う」とし「米国の抑止力というのは、この地域の平和と安定にとって非常に重要なものであり、米国の取り組みが引き続き、地域の平和と安定に寄与することを期待している」と述べた。(編集担当:森高龍二)

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