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『ゼロの使い魔』完結記念イラスト展が都内で3月25日より開催
『ゼロの使い魔』のヒロイン、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。(イラスト:KADOKAWA発表資料より)[写真拡大]
人気ライトノベル『ゼロの使い魔』が、24日の最終22巻刊行をもって完結となった。これを記念し、3月25日より、東京都内の二か所で、シリーズを通じてイラストを担当した兎塚エイジ氏の作品が展示される。
『ゼロの使い魔』は、2004年に第1巻がメディアファクトリーより発行された(なお、その後メディアファクトリーが買収されたため、最終巻の発行はKADOKAWAからとなっている)、往還型ファンタジーの人気小説である。
一説には、近年大隆盛を見ている「異世界ものライトノベル」の草分けとも言われ、また、同作品のヒロインであるルイズは、これも一説には、であるが、いわゆる「ツンデレ」ヒロインの先駆けとも言われている。
本作品は、完結まで残り2巻と告知済みだった20巻刊行後の2013年、作者・ヤマグチノボル氏が急逝した為に、続刊の刊行は途絶となっていた。
しかしその後、多くのファンの要望を受け、ヤマグチノボル氏の遺稿となった草案をもとに、代筆者名は非公開とし、21巻・そして最終22巻が刊行され、このたび、無事完結となったのである。
さて、作品の紹介は以上とし、イラスト展についての概要を説明しよう。まず、二か所というのは、青山と秋葉原である。展示内容はそれぞれ異なるものになる。
■【青山】Grande Finale 『ゼロの使い魔』完結記念展
入場料 800円
開催場所:GoFa (Gallery of Fantastic art)
東京都渋谷区神宮前 5-52-2 青山オーバルビル2F
開催期間:2017年3月25日(土)~4月23日(日) ※毎週月曜日休館
開館時間:12時~18時(4月2日は変則営業)
■【秋葉原】『ゼロの使い魔』シリーズ完結記念 原作イラスト展
入場料 無料
開催場所:東京アニメセンター
東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX4階
開催期間:2017年3月25日(土)~4月23日(日) ※毎週月曜日休館
開館時間:11時~19時
さて、では最後に、筆者より短く2つだけ、この場を借りて言わせていただきたい。
『ゼロの使い魔』を完結させてくださった全ての関係者各位へ、一ファンとして心からの感謝を。そして、ヤマグチノボル先生のご冥福を改めてお祈り申し上げたい。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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