政宗くんのリベンジ 第5話 「ミステリアス・キャット」【感想レビュー】

2017年2月14日 09:32

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政宗くんのリベンジ 第5話 「ミステリアス・キャット」【感想レビュー】©竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会

政宗くんのリベンジ 第5話 「ミステリアス・キャット」【感想レビュー】©竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会[写真拡大]

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  前回のデレた愛姫は間違いなく天使そのものでした。そんな彼女にうっとりしてしまった方も多いのではないでしょうか? 私もその中の一人。彼女の可愛らしさの虜となってしまった、てる吉です。

 それでは、第5話のあらすじと感想にまいりたいと思います。

■政宗くんのリベンジ 第5話「ミステリアス・キャット」


  一方的に政宗に好意を寄せる藤ノ宮寧子。彼のことを思うばかり、彼の高校に転入するという思いがけない行動を取る。そんな彼女は、政宗にとってタイプな女の子のようで、彼女の計らったような行動に戸惑いを覚えつつも愛姫との間で気持ちが揺れ動く。

 だが、愛姫はというと、政宗と寧子の関係を疑い、しばらく距離を置くのであった・・・。

■新キャラ登場! 見た目はとても清楚だが果たして・・・


  見知らぬ女の子に抱き着かれ、その豊満な胸を押し付けられる政宗。序盤から羨ましすぎるぞ、おい。顔を真っ赤にする政宗と、我に返ってようにその場を離れる彼女のやり取りを後ろで見つめる愛姫の表情が怖すぎる(笑)。政宗、後ろ後ろ! 昼も夜も彼のことを考えていたという彼女は、何気なく彼の手を握って微笑みかける。理想が保てなくなりそうな政宗が面白い。だが、彼はそんな彼女のことを知らないそうで、勘違いではないかと問うのだが、そこで彼女の世話係みたいな女の人が話に割って入る。結局話を聞き出せず、その場を後にする彼女。政宗は完全にもう一人の存在を忘れている! 愛姫が後ろでめっちゃ睨んでおられますよ・・・。「誰、今の?」と棘のある言葉に、必死に言い訳しようにも上手い言葉が見つからない。最終的には愛姫に、「死ねば?」とキツい言葉を浴びせられるのであった。ありがとうございます、愛姫様! 赤信号を平気で渡り、クラクションを鳴らす車を平気で素通りする愛姫は、相当怒っていらっしゃるのが分かる。「きっと、素敵なゲームになりますわ」と車の中で言う見知らぬ彼女は、一体何を企んでいるのだろうか?

 愛姫に話をするために、貢物(大量の食料)を持って例の体育倉庫へと向かう政宗。だが、何者かによってガスガンの弾が容赦なく彼を襲う。影から現れたのは、なんと吉乃だった! そんな彼女は、「本物の(銃の方が)方がよかった?」とドSな発言。毎度毎度ご褒美な発言に感謝。彼女は、愛姫からの命令で、政宗が来たら追い返すように言われているそう。明らかに愛姫の様子がおかしいと悟った吉乃は、彼に事情を説明するように要求する。それを聞いた彼女は、またしてもガスガンを連発する。いや・・・これ絶対痛いでしょうよ(笑)。見知らぬ女の子がとか、そういう問題じゃないと語る吉乃は、その場を走り去ってしまう。取り残された政宗は、自らその体育倉庫の扉を開こうとするのだが、あと一歩のところで勇気が出せなかった。諦めた彼は、大量の食料が入った袋を前に置いて立ち去るのだった。だが、彼が去ったとたんに扉が開いて手が伸び、その袋を早急に回収する愛姫に爆笑してしまった。

■転校生の正体は・・・ありがちだった(笑)


  結局、見知らぬ女の子のことで寝付けなかった政宗。だが、思い返してみれば彼にとっては結構タイプなようで・・・。お前、愛姫というものがありながらなんていうやつだ! だったら私が愛姫を貰ってもいいんだぞ! そんな中、ホームルームが始まる。そして、政宗のクラスに転校生が入ってくるのだった。なんと、その転校生というのが政宗がこの前会った見知らぬ女の子だったのだ。なんていうありがちな設定でしょう(笑)。彼女の名前は、「藤ノ宮 寧子(ふじのみや ねこ)」。とても礼儀正しく、その美しさにクラス中が彼女の虜となるのだった。政宗と目があった途端に笑顔になる寧子さん、ちょっと可愛い。

 休み時間に彼女に事情を聞こうと躍起になっていた政宗なのだが、休み時間開始早々、彼女の周りにはクラスの女子達が群がって入っていけない状態。さすがは、寧子。一気にクラスの人気者やな。結局話もできずに休み時間が終わってしまうのであった・・・。

 その次の休み時間も、移動教室の時も、彼女の周りには女子達が集まっていて、全くチャンスがない。そもそも、政宗がなんだかストーカーみたいに見える(笑)。クラスメイトの男子が小十郎にリボンを着けて、話に混ざってこいと言うのがツボだった。リボンをつけた小十郎が可愛すぎる! みんなして写メする気持ちが分かる。意を決して、「俺が行く!」と、断言した政宗。だが、話しかけようとした途端に一斉に政宗を驚いた表情で見つめる女子達。そして告げられるのであった。寧子が、政宗のために転校してきたのだと言うことを・・・。よくある展開ですね。

■寧子は腹黒の中に怖さを隠し持つ謎の多いキャラだった・・・


政宗くんのリベンジ 第5話 「ミステリアス・キャット」

画像引用元:©竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会

  寧子は自分で勝手に政宗に恩を感じているそう。それを思い出して赤面する寧子が愛らしすぎる!3年前のクリスマス。道路脇で募金を集めていた彼女。だが、そんな彼女を誰も構ってはくれなかった。そんな時現れたのが政宗だった。彼女に自分のコートをかけてあげると、1万円をためらいもなく募金するのだった。そして、「少し着込んだほうがいい。翼が生えて、飛んでいきそうになったよ」と、カッコつけるのだった。おいおい、気持ち悪いな! よくそんなセリフで落ちたものだ・・・。だが、本人には全くそんな記憶はないそう。しかも、3年前は別のところでデブをやっていたと。ちょっと待て。じゃあ今の話は作り話だったのか。寧子さん、ちょっと恐ろしいぞ。そんな彼女の手を掴んで、「ちょっと話そう」と、教室を抜け出す2人。いちいちキャーキャー言う女子達、ちょっとウザい(笑)。

  寧子を連れ出して走る政宗。だが、彼女は体が弱いらしく、彼を引き留めるのであった。口から出血を起こしている寧子。慌てる政宗に、立ちくらみを起こしただけと言う彼女。守ってあげたいという気持ちに・・・ならなかった! だって、彼女の服から使用済みのトマトケチャップが落ちたんですよ! これは確信犯じゃないですか(笑)。知らん顔をする寧子が面白すぎる。原材料には拘っているブランドを選んでいるとか、そんなことはどうでもいい。マヨラーの亜種とか、話をとことんごまかそうとする彼女に、少しばかり腹立たしさを覚えてしまった。そこで、政宗がどうしてあんな嘘をついたのかと切り出す。すると彼女は赤面し、そういう話は2人だけの秘密にしておきたいからと、恥ずかしながら答えるのだった。だが、ずっとお慕えしていたことは事実だと主張。そして、「ご迷惑ですか?」と若干潤んだ瞳で聞く彼女に、ドキドキさせられてしまう私。それは政宗も同じようだが、愛姫の計画を台無しにはできないと、「好きな子がいるんだ」と断ってしまうのであった。なんだっか寂しい気もするけど、私的には愛姫とくっ付いてほしいので、それでいいのかも。

■履いてない・・・だと!?


  「Kは5つ、Yも5つ、同じものを3時にもう1セット」と、何やら暗号みたくカッコいいセリフで吉乃に支持する愛姫なのだが、実のところ食料を頼んでいるだけですよね(笑)。まあ、クラスメイトがいるところで堂々と言えませんから。そんな彼女達のやり取り教室の外から見つめる政宗達。そして、愛姫が自分の好きな相手であることを寧子に教えてあげるのであった。愛姫も見た目だけは凄い美人だ。そんな彼女を目の当たりにして、寧子も諦めてくれるのかと期待していた政宗だが・・・寧子は「あー、あんなの楽勝どす」と淡々と言ってのけるのであった。今、「どす」って言ったよね? 何この子、ちょっとヤバい奴やつなんじゃ・・・。

 そして、何のためらいもなく愛姫のほうへ向かっていく。そして、さりげなく先日の謝罪をしたかと思えば、「大変羨ましく思いますわ。政宗様のご寵愛」と、挑発的な口調で接するのだった。危険を感じた政宗が急いで止めに入ろうとするが、窓を開けた他のクラスメイトのせいで強い風が入ってくる。あまりの強風に怯む政宗と他の生徒達。そんな中、寧子のスカートも強風に煽られてめくれ上がるのであった・・・!? は、履いてない・・・だと!! なんていうことだ!いい夢を見させてもらいました。ごちそうさまです。愛姫と政宗が2人して「履いてない?」と、声を合わせるところはシュール。すっとぼけた表情で政宗を見やる寧子は、さすがといったところか。適度な緊張感こそ、健康維持の秘訣であると、ノーパンがあくまで健康のためだと主張。いや、そんなの聞いたことがないし(笑)。

 そして、政宗とこうして話せるだけで幸せだと、明らかに愛姫の前で計ったように言う寧子。案の定、「鬱陶しい」とキツい口調の愛姫。出ていかないなら自分が出ていくと、教室を後にしようとする彼女に声をかける政宗なのだが、黙って睨みつけられて返す言葉もない。後を追いかけ、寧子との関係は誤解であることを必死に訴えるのであるのだが、彼女は聞く耳を持とうともしない。咄嗟に彼女の肩を掴んでしまうのだが、それを振り払おうとした手が、不運なことに後ろにいた先生の顔に直撃してしまうであった・・・。

 ま、まあドンマイとしか言いようがない(笑)。

■愛姫が最後に要求したものは・・・!?


政宗くんのリベンジ 第5話 「ミステリアス・キャット」

画像引用元:©竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会

  サボりの代償として、放課後のプール掃除を命じられてしまった政宗と愛姫。いや、サボりのことより、絶対先生叩かれたことを根に持ってるよね(笑)。先生に対しても「3年B組金欠先生」と言うあだ名を付ける愛姫。ただの逆恨みじゃないか!

 早めに終わらせようとフレンドリーに話しかけるのだが、見境のない誰かに襲われる前に終わらせたいと、未だに彼との距離を置いている愛姫。カチンときた政宗は、ホースで彼女の背中に冷たい水をかけるのであった。「うっかり間違えたよ」とのワザとらしい態度の彼にキレた愛姫は、上着を脱いで水着だけの臨戦態勢に。なんだか、少しづつい感じになってきたぞ。愛姫の水着姿を見て、「見事なくらいございませんなあ」と、彼女の体型をバカにするのやめてあげて(笑)。確かにあの残虐姫が貧乳だと思うと笑えてきてしまうけども。そして、先ほどのお返しと言わんばかりに大量の水を頭に乗せて向かってくる彼女。「ちょっとこっちきなさい」とか、行くわけないだろ! うっかりかけるためとか、もうこの時点で故意だというのは言うまでもない。水着を着ていない政宗は、「濡れたパンツで家に帰れってか?」と言うのだが、「履かなきゃいいじゃない。ノーパン同士でお似合いよ」という愛姫の返しは、座布団一枚あげたいくらいに上手かった。だが、あまりの重さによろめいて、ついにはプールの中に落ちてしまう。

 自業自得だ、と心の中で思う政宗とは裏腹に、愛姫は溺れていた。運動神経がいいはずの彼女に疑問を抱くが、咄嗟に体が動いて服を着たまま彼女を助けようとする。なんとか自力で逃れた彼女だったが、「濡れたくないんじゃなかったの?」と頬をちょっぴり染めて聞く愛姫に、「体が動いちゃったんだからしょうがない」とぶっきらぼうに答えたせいで、また彼女が食ってかかる。「仕方なくね。どうせそんなことだろうと思ったわ」と。うーん、女の子って面倒くさいな・・・。政宗も政宗で、そんな彼女の態度に反発する。好きだと言ってもどうせ信じてもらえないと。始めから心を閉ざしている人間に何を言っても通用しない。これが一方通行の虚しさ。

 だが、なぜかそんな感情に腹を立てている政宗であった。政宗・・・お前もまさか・・・。そんな感情が渦巻く中、「だったら証明しなさいよ」と、彼女が切り出す。そう、愛姫のことを本当に好きであるかの証明。「できないの?」と挑発する彼女に、「何をすれば納得してもらえるんだ?」と真剣になる政宗。そして、彼女は考えた挙句、赤面しながらこう言うのだった。「例えば・・・そうね・・・。キス、するとか?」と。ここで終わりかよ・・・。

■寧子は見た目に反してかなりの腹黒!! そして続きが気になる引きだった・・・


  政宗をお慕えする寧子。見た目は、お嬢様でとても清楚な感じがしますね。だけども、見た目に騙されちゃいけません。彼女もかなりの黒い性格をしていました。まず最初に伺えるのが、吐血したと見せかけて実はトマトケチャップを用いていたシーン。これはひどすぎますね。恐らく彼女の病弱っぷりに同情してしまった方も多いかと思いますが、この気持ちを返してほしいですよね!

 そして次は、「あんなの楽勝どす」と言ったシーン。「どす」なんて言葉使いをするキャラクターとか、普通の人だったら使いませんよね。これを聞いて、思わずゾクッとしてしまった私。ノーパンなどの要素も相まって、このキャラクターは政宗と愛姫の関係に多大なる影響を及ぼすと確信しました。ますますこのアニメが泥沼化してまいりそうですね。

 そして、最後には愛姫がキスを要求する場面。まさか、彼女のほうからキスという発言が出るとは思いもしなかったので、とても胸が高鳴ってしまいました。そんなところで終了という、とても上手い終わり方でした。

 これは続きが気にならざるを得ないですね。次回も楽しみにしたいと思います!

  原作:竹岡葉月       監督:湊未來       出演:花江夏樹、大橋彩香、水瀬いのり、三森すずこ  他       製作:SILVER LINK.       公式サイト:http;//masamune-tv.com/

 政宗くんのリベンジ 感想レビューのまとめ

(あにぶ編集部/てる吉)

©竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会

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