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『ノドン』か『ムスダン』の改良型の可能性
記事提供元:エコノミックニュース
菅義偉官房長官は12日午前7時55分頃に北朝鮮が北西部から日本海に向けて弾道ミサイルを発射し、500キロメートル飛翔し、日本海に落ちた。落ちた場所は我が国の排他的経済水域内ではないと推定されると発表し、ミサイルの種類については分析中とした。
一方、このミサイルについて聯合ニュースは韓国軍消息筋の話として「弾道ミサイルの持続的な性能向上のため、中距離弾道ミサイル『ノドン』または『ムスダン』の改良型を発射した可能性があるとの見方を示した」と報じた。
この消息筋は「北が発射したミサイルは射程距離からして大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではないとみられると述べた」としている。一方で、聯合ニュースは「一部には北朝鮮がムスダンに新型のICBM用エンジンを装着し発射実験を行った可能性もあるとの見方もある」としている。
報道によると「北朝鮮は昨年4月15日から合計8回にわたりムスダンの発射実験を実施したが、6月22日の実験を除き全て失敗。10月20日に平安北道のバンヒョン空軍飛行場付近から発射したムスダンは点火直後に爆発し、搭載していた発射車両も燃えていたことが確認された」と伝えている。北朝鮮がミサイル能力を着実に向上させているということだけは確かなようだ。(編集担当:森高龍二)
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