ガヴリールドロップアウト 第3話「友と勤労と虫刺されの夏の日」【感想レビュー】

2017年2月3日 09:15

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ガヴリールドロップアウト 第3話「友と勤労と虫刺されの夏の日」【感想レビュー】©2016 うかみ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ガヴリールドロップアウト製作委員会

ガヴリールドロップアウト 第3話「友と勤労と虫刺されの夏の日」【感想レビュー】©2016 うかみ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ガヴリールドロップアウト製作委員会[写真拡大]

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  すっかりイジられキャラとしての地位を確立してしまったサターニャ。前回の放送では、ラフィエルの彼女いじりが加速するばかりで、少しばかりサターニャに憐れみを感じてしまった、てる吉です。

  それでは、第3話のあらすじと感想にいってみましょうか!

■ガヴリールドロップアウト 第3話「友と勤労と虫刺されの夏の日」


  ネトゲに課金ばかりしてしまったため、お金に困ってしまガヴリール。そんな彼女は喫茶店でのバイトを始めることに。だが、仕事にやる気を感じられない彼女は、普通の店員とは全く違っていて・・・。

■ガヴリールの初バイトはどうなることやら・・・


  とても趣のある喫茶店。マスターもとても渋くて優しそうな人だ。だが、そこに一人のアルバイトが入ってくる。そう、それがガヴリールだった! 何気にウェイトレス姿が似合っている。それにしても、ネトゲ三昧だった彼女がバイトをする気になったのは褒めてあげたい・・・と思ったが、学校があるのに大変だと気遣うマスターに対し、「課金のためなら仕方ありません」と一蹴する彼女を見て、そんな気は一瞬にして失せました(笑)。マスター困ってるし。マスターに対しての返事が「はぁ」というのもなってないな。

  お客さんが来店する。すると彼女は「へいらっしゃい」と笑顔もなしに一言。え、八百屋さんか何かですか? ここ喫茶店だけど・・・。マスターの困ってる姿が凄くシュール。さっき教えた通りにやってほしいと言うマスターだが、彼女の名前は「天真=ガヴリール=ホワイト」。履歴書の彼女の名前を思い返し、外国人っぽいから日本語が分からないのかもと勝手に納得する。挙句の果てには、留学生と思い込み、見知らぬ土地で頑張ってるんだろうと彼女を応援するような表情をする始末。いやいや、あなた騙されてるだけですからね(笑)。このマスターもどこかズレてるような・・・。

  注文を取りに行くガヴリール。マスターに「多分、カフェオレってやつです」と曖昧なオーダーを伝える。本当にいいのかそれで? コーヒーにもアイスとホットがあるぞ! 「私はホットが飲みたいです」とか、お前の飲みたいものを聞いてるんじゃないぞ(笑)。やっぱりぶっ飛んでやがるな。「また私が行くんですかぁ?」と、面倒なオーラを出してマスターを見つめる彼女は、クズすぎる。結局、マスターがもう一度注文を聞き直しに行くことに。普通ならコイツクビだぞ。お客さんの注文は、アイスキャラメルマキアートだった・・・。カフェオレですらない! そしていきなり片言になるガヴリール。なんて卑怯なヤツや!

  初めての仕事が終わる。感想を聞かれ、「ダルかったです」と言ってのける彼女は、別の意味で勇敢だ。だが、ここでのバイトは続けられると彼女らしからぬ前向きな姿勢に、マスターも笑顔になる。「人が来ないのがいい所ですよね」と付け加える彼女は、やっぱり彼女らしいというかなんというか(笑)。帰り際、今週のシフトで入れる日はあるかと尋ねられ、「無理です」とキッパリ言う彼女に爆笑。週2以上は体力的にもたないから無理だと言うが、そんなんじゃどこの仕事でも勤まらんぞ・・・。それだったら週1にしようとするマスター、あなた人が良すぎですよ!

■ヴィーネとラフィエルによる親睦会!


  勉強もスポーツもできる才色兼備なラフィエル。だが、ガヴリールによると、彼女は天使学校次席卒業らしい。首席がネトゲ廃人で、次席が(サターニャの)ストーカー予備軍とか、天使学校恐ろしすぎる・・・。そんなラフィエルをもっと知ろうと、一緒に帰ることにするヴィーネ。親睦会と称し、お店で雑談をすることに。

 ヴィーネと呼んでほしい彼女だが、どうやらラフィエルにはキャラがあるらしく、そうは呼べないそう。おいおい、自分でそれ言っちゃうのか。ツッコミが趣味だとヴィーネをいじる彼女だが、そうさせてるのはガヴリールとサターニャのせいなんだけどね(笑)。休みの日は映画をよく見るというラフィエル。ヴィーネもファンタジーものや、恋愛ものが好きだそう。恋愛ものか・・・是非とも一緒に見たいものですね。そしてラフィエルはというと、字幕と音声の違いを楽しむのが面白いそう。な、なんなんだこの人は。価値観が違いすぎる。

 洗濯機に洗濯物を長時間放置して干すと、凄く臭いと主張するラフィエル。そんな彼女に突っ込むかと思えば、すごく共感するヴィーネは意外だった。ホラー映画を見て、周りに誰もいないことを確認してしまうヴィーネさん、可愛すぎる。悪魔だけども、怖いものが苦手というギャップが最高だ。当の本人はそれを気にしているんですけどね。シュークリームを3つ頼んだラフィエル。だが、その中に1つだけ激辛なものがあるそうで、それを食べたほうが奢りというゲームをすることに。ラフィエル曰く、激辛シューを食べた日は眠れなくなるらしいそう・・・。緊張感ありすぎだろ(笑)! だが、お互い激辛シューを食べることなく終わるのだった。そんなところに運良く(?)サターニャが通りがかり、ラフィエルの餌食となってしまう。

 余っているシュークリームを食べさせようとする彼女は、鬼畜すぎる。けれども、味音痴な彼女には通用しないのであった。

■サターニャがバイト中のガヴリールに遭遇してしまう


  大人の雰囲気漂う喫茶店に入ったことがないサターニャは、意を決して入ることに。だが、そこにはバイトをしているガヴリールの姿があった。なんていう運の悪いヤツや。彼女を見た瞬間に腹パンして店を追い出すガヴリールよ、お前悪魔すぎるぞ!

 制服姿を見られるのが恥ずかしかっただけだと擁護するマスターの気遣いも虚しく、「コイツに命令されたりするのが死ぬほど嫌だったので、いっそヤっちまおうって思っただけです」と平気な顔して言う彼女には、もはや清々しさすら感じられた。お詫びとして1杯サービスすることになるのだが、一番高い酒を頼もうとするサターニャは相変わらず常識知らずすぎる。サターニャに敬語を使うことにためらいを感じるガヴリール。舌打ちしたりするのやめて(笑)。ガヴリールのもてなす姿が見たいだけなのであって、コーヒーなんかあくまでおまけだと言い張るサターニャ。マスターが可哀想すぎる・・・。

 あれこれ言われ、マスターの身がもたなそうであった。肝心のコーヒーも冷めてしまって美味しくないと言われ、散々な結果に。これは、マスターに同情するしかない。

■ヴィーネちゃん、マジ天使!!


ガヴリールドロップアウト 第3話「友と勤労と虫刺されの夏の日」

画像引用元:©2016 うかみ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ガヴリールドロップアウト製作委員会

 ガヴリールが帰って、一人のマスター。そんな中、ヴィーネが店を訪れるのであった。先ほどの件といい、若い女の子に恐怖を感じ始めているマスター。ブレンドコーヒーを注文する彼女に、またしてもさきほどのトラウマが蘇る。なんて哀れなマスターよ。あんなに自信満々に語っていたブレンドコーヒーだというのに。そんなコーヒーを笑顔で「今までこんな美味しいコーヒー飲んだことないですよ」と言う彼女は、まさに天使そのものだった! まあ、悪魔なんですけどね・・・。 こだわりがあるのかと聞かれ、泣きながら答えるマスターよ、本当によかったですね。

  真夏だと言うのにエアコンが壊れてしまったガヴリール。その暑さに加え、蚊による虫刺されが大量に出来てしまい、イライラは募るばかり。そんな最悪な時に、あのサターニャが彼女の家を訪れるのであった。なんて可哀想な子よ。そう、彼女は蹴とばされたドアと共に、一瞬にしてやられてしまうのだった・・・。ドアの修復まで彼女になすりつけてどこかへ行ってしまう。ここまで酷い扱いを受ける悪魔なんて今までいただろうか・・・?

■ 聖なる光・・・ってなあに?


  ヴィーネの家で涼むことになったガヴリール。「処置がここしかないから仕方なくね」と平然と言う彼女にキレるヴィーネは、正しい反応だ。私ならすぐに追い出してしまいそう。お風呂に入れというヴィーネに、背中を洗わせてあげると上から目線のガヴリール。一応家を使わせてもらっているという自覚を忘れないでね。

 そして、なんということか・・・ヴィーネの前で服を脱ぎ始めたのだ!! 恥ずかしがるヴィーネちゃん、可愛い。「聖なる光でガードされてるし」と、何のためらいもなく全裸になる。彼女の言葉通りに不自然な光が、彼女の胸と下半身を覆っている。まさかこの光について、キャラクター自ら触れてくるとは(笑)。まさかの事態に笑うしかありませんでした。

■ガヴリールがまさかあんな声を出せるとは


  借りたヴィーネの服を嗅いで、いい匂いだと笑顔になるガヴリール。いい匂いだと!? ちょっと待て・・・私にもその匂いを嗅がせてくださいよ。背中にある虫刺されを薬で塗ってあげるヴィーネさん、マジお母さん。だが予想外なことに、薬を塗られた瞬間に彼女が彼女らしからぬエッチな可愛い声を漏らしたのだ。エ、エロい・・・。まさかこんな声を出せるとは。必死に言い訳するガヴリールも、なかなか新鮮でいいですなあ。

 もう一度塗られて声を漏らす様子は、制作側に悪意すら伺える(笑)。夕食までごちそうになり、泊っていくと言う彼女だが・・・サターニャのこと忘れてるぞ・・・。

■ガヴリールの初バイトが上手くいくわけがない!? の回だった!!


ガヴリールドロップアウト 第3話「友と勤労と虫刺されの夏の日」

画像引用元:©2016 うかみ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ガヴリールドロップアウト製作委員会

  課金のし過ぎで喫茶店でバイトをすることになったガヴリール。だけども、普通の人なら上手くやれるはずの接客も、彼女にかかってしまえば面白おかしくなってしまうのは必然でした。客の注文もろくに取れない、挨拶も八百屋風、ダルいから週2は出来ないなど、常識外れな行動で楽しませてくれました。いやー、こんあ店員がいたら面白いもの見たさで行ってみたいですよね。ある意味で繁盛店になったりして? いや、普通なら即クビか(笑)。そんな彼女を広い心で見てあげるマスターがいい人すぎる。こんな店で一度は働いてみたいなと思いました。

 そして、まさかのガヴリールがあんなにエッチな声を出すとは! あまりの出来事にビックリしながらも、なぜか彼女をいやらしい目で見てしまった、てる吉なのでした。サターニャは回を増すごとに、そのいじられキャラっぷりが炸裂していますね。

 ですが今回は、ラフィエルのサターニャいじりがあまり見れなくて残念でした。

 次回に期待したいと思います! そして、なんと次回は水着回!! 今から待ちきれませんね。

  原作:うかみ       監督:太田雅彦       出演:富田美憂、大西沙織、大空直美、花澤香菜  他       製作:動画工房       公式サイト:http:gabdro.com/

(あにぶ編集部/てる吉)

©2016 うかみ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ガヴリールドロップアウト製作委員会

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