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【注目銘柄】三谷産業は17年3月期第3四半期累計大幅増益、安値圏モミ合いから上放れ
三谷産業<8285>(東1)に注目したい。樹脂・エレクトロニクス、住宅設備機器、空調設備工事、情報システム、エネルギー、化学品を扱う商社である。1月25日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績は大幅増益だった。通期も好業績が期待される。株価は安値圏モミ合いから上放れの動きを強めている。好業績を評価して戻りを試す展開となっている。
17年3月期第3四半期累計(4月~12月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.2%増の466億53百万円、営業利益が同55.8%増の9億87百万円、経常利益が同64.7%増の13億76百万円、純利益が同2.4倍の9億88百万円だった。
樹脂・エレクトロニクス関連事業、住宅設備機器関連事業、空調設備工事関連事業が増収増益と好調に推移した。樹脂・エレクトロニクス関連事業はベトナム子会社における車載向け樹脂成形品の量産が寄与した。住宅設備機器関連事業は首都圏および北陸地区における完工・引き渡しが順調だった。空調設備工事関連事業は首都圏および北陸地区における工事が進捗した。化学品関連事業は減収だったが、単位当たり利益確保に努めて営業損益が改善した。
通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比4.8%増の710億円、営業利益が同17.8%増の23億円、経常利益が同15.2%増の25億円、純利益が同17.5%増の15億90百万円としている。通期ベースでも好業績が期待される。
株価は安値圏300円~350円近辺での長期モミ合いから上放れの動きを強めている。1月25日には367円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。基調転換した形だ。好業績を評価して戻りを試す展開となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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