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中部電力の料金システムに多数の不具合が発生
記事提供元:スラド
中部電力が昨年末から年始にかけて行ったシステム更新の影響で、請求書の未発送や重複送付、記載内容の誤表示といったトラブルが多数発生している模様(中部電力の発表1、発表2、読売新聞)。
発生しているのは振込用紙の重複送付が約7,500件、請求書記載の電気使用量等の表示誤りが約8,600件、口座再振替のお知らせ時の金額誤りが約3,000件、請求書等発行遅延が約11万件。そのほか顧客に対し発生の経緯を説明する文書の送付時に誤って「電気料金等請求書在中」と表記された封筒で送付を行ったことや、請求書の送付なしに料金を引き落とすというトラブルも発生しているという(中部電力の発表3)。
請求書の未発送については問題への対処のため請求書の発送停止や再作成を行った際に「委託会社が当社の指示と異なる措置を実施した」ことが原因とのこと。
中部電力のシステムでは発電事業者や小売電気事業者における発電・需要計画値と実際の発電・需要実績との差分(エリアインバランス)の誤算定という不具合も発生している(ITmedia)。こちらの問題は北海道電力でも発生しているという。
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