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ホンダ、「CB1100」シリーズを改良、スポーティーな「RS」追加
ホンダは19日、ロードスポーツバイク「CB1100」と「CB1100 EX」を改良し、さらに「CB1100 RS」を新たに追加して20日に発売すると発表した。
4気筒1100ccエンジンを搭載する「CB1100」シリーズは、、二輪車本来の普遍性を感じるデザインを追求して開発され、2010年3月に発売された。これまで、高い質感と扱いやすい乗り味でユーザーの価値観や所有欲を満たす伝統的なネイキッドスタイルの大型ロードスポーツモデルとして熟成・深化してきた。
今回の改良では、シリーズ共通で直列4気筒らしい吹け上がり感と重厚なサウンドを際立たせた新設計のシンメトリーな左右二本出し小型軽量マフラーを採用。質感を高めるクロームメッキ仕上げの2重管構造のエキゾーストパイプを搭載した。クラッチレバーの操作荷重は従来比約16%低減し、扱いやすさと快適でスムーズな乗り味を提供するアシストスリッパークラッチを装備。全タイプでABSを標準装備し、サイドスタンドは、駐車状態からの引き起こし荷重を軽減するための傾斜角を採用している。
「CB1100 EX」は、トラディショナルな姿と軽量化を目指し、新設計した前後18インチのアルミ製リムや小径ハブ採用。従来モデルより5kgの軽量化を実現させた。アップライトなライディングポジションのハンドルを採用した「TypeI」と、スポーティーなライディングポジションのローハンドルを採用した「TypeII」をタイプ設定している。
「CB1100」は、従来からの端正なデザインを継続しながら、シリーズ共通の新設計マフラーとエアクリーナーを装着し、空冷直列4気筒エンジンの魅力を深化させた。安定感のあるゆったりとした走行をもたらすアップハンドルや18インチキャストホイールを採用。ETC車載器とグリップヒーターおよびインジケーターランプを装着した「E Package」をタイプ設定している。
新しく追加された「CB1100 RS」は、スポーティーな走りを実現する17インチホイールの足回りを採用。軽快なライディングフィールを可能とした専用の足回り装備とキャスター角26度の専用ディメンションとしている。
軽快なハンドリングを実現するインナーパイプや2ピースボトムケースを採用したショーワ製SDBVフロントフォーク、リザーバータンク付きリアクッション、新設計の軽量アルミ製スイングアームなどを装備。車体ディメンションや足回り主要部品を変更してCB1100 EXよりもさらに3kgの軽量化を図り、応答性の高い軽快なハンドリングを実現さた。
その他、前傾のライディングポジションとなる新設計の「ローハンドル」、コンパクトでスタイリッシュな「LEDウインカー」、エアチェック時のメンテナンス性を向上させた「L字バルブ」などを装備している。
メーカー希望小売価格は、CB1100 EXが133万8,120円、CB1100 RSが137万8,080円、CB1100が115万2,360円、CB1100 E Packageが122万400円(いずれも税込)。年間販売計画台数は、CB1100が200台、CB1100 EXが1,200台、CB1100 RSが1,350台。
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