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多くの人を感動させた『甘々と稲妻』に教わる料理の暖かさとは?
多くの人を感動させた『 甘々と稲妻 』に教わる料理の暖かさとは?© 雨隠ギド・講談社/「甘々と稲妻」製作委員会[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
アニメ化、映画化と2011年の話題作である、宇仁田ゆみ原作『うさぎドロップ』。父と娘のドタバタ生活奮闘劇を描き多くの人を感動させたこの作品を知っている方は多いのではないでしょうか。現代では、両親が揃っていない家庭も増え、そういった設定の作品も数多く出ています。そんな中、「料理」をテーマに同じく父娘の二人暮らしを描きたくさんの人を感動させた人気漫画『 甘々と稲妻 』を今回紹介したいと思います。
講談社「good!アフタヌーン」にて連載中のこの作品は『このマンガがすごい!2014』の”オトコ編”にて8位を獲得しています。
こういったハートフル漫画は”オンナ編”で受賞されることが多いと思われますが、実は男性に人気なんです。”育メン”と呼ばれる、家事を頑張るパパが増えてきたということなのでしょうか。
もちろん女性や、まだパパではない男性もきっと心を掴まれてしまうであろうとオススメできる作品です。
■心を動かされるアニメ作品『 甘々と稲妻 』
半年前に妻を亡くし、娘と二人暮らしになった高校教師「犬塚」。
バタバタな生活に追われ、家事も手付かず、食事も外食やコンビニですませていた。ふと気づくと娘がご飯を残している…。娘の「つむぎ」に悲しい思いをさせていたことに気づき、美味しいご飯を食べさせてあげたいと決意する父「犬塚」。
お花見の最中偶然出会った女子高生「小鳥」に一緒に料理をしようと誘われ、娘のために料理を勉強することになったが、誰も料理ができない…!?
果たして美味しいご飯を食べさせてあげられるのか…!?
…と見ていてちょっと不安になりながらも、心の温まるアニメになっています。
■料理は一緒に作るから「楽しい」
毎回様々な理由からいろんな料理を作ることになるのですが、全員初心者なので一つ一つに四苦八苦していきます。
それでも一生懸命努力し、みんなで楽しみながら料理をしていくので、「料理って楽しい。」「おいしいってすごい。」ということを教えられます。
幼稚園に通っている「つむぎ」、母が忙しく友達が少ない女子高生「小鳥」、周りのママさんやパパさんとの交流もある「犬塚」と三人の心理描写にもスポットが当たり、各視点から心を動かされる作品になっています。
■「つむぎ」の可愛さはどのシーンは必見
注目すべきポイントは、「つむぎ」を演じているのが2016年現在10歳の子役である「遠藤璃菜」さんということです。
アニメ『ばらかもん』をみた方は久保田陽菜(ひな)役でご存知かもしれませんが、演技もさることながら、声もとてもキュートでつむぎの可愛さを引き上げてくれています。
特に可愛いのが「つむぎ」は父「犬塚」のことを、「おとさん」と呼ぶところです。
その様子がとても愛らしく、近い未来「おとさん」と娘に呼ばせる育メンパパさんが増えてしまうのではないでしょうか。
また、「つむぎ」は料理中オリジナルの歌を歌うことがあり、その可愛さは圧倒的です。
この作品のキーキャラクターである「つむぎ」の可愛さはどのシーンも必見です。
■一話一品体制で、ゆっくりと楽しめるストーリー構成
そして今時のアニメに珍しく、漫画の一話分をアニメの一話でゆっくりと仕上げていることもこの作品の魅力の一つです。
一話につき料理を一品完成させるのですが、その材料から手順までしっかりと描かれています。
料理はハンバーグやカレーなどの定番のものから、ドーナッツや五平餅と普段作らないようなものまででてくるのですが、どれも「自分にもできそう!」と思わせてくれます。
■食べる姿が愛くるしい!
また、完成した料理をみんなで食べるシーンにも心を掴まれます。食いしん坊「小鳥」役である早見沙織さんの美味しそうな演技と細かい食レポ、娘「つむぎ」のとにかく美味しそうに食べてくれるキュートな姿に、「作って食べてみたい!」「自分も子供に食べさせたい!」という気持ちにさせてくれます。
育メンを目指している方、料理に挑戦したいという方には、漫画にイラスト付きでレシピが載っているので教科書として使うこともできるのでオススメです。
アニメ『甘々と稲妻』から家庭の暖かさ、料理の楽しさを感じてみるのはいかがでしょうか。
タイトル
甘々と稲妻
監督
原作(雨隠ギド)/監督(岩崎太郎)
放送期間
2016/7/4 毎週月曜25:00
主な声優
中村悠一、遠藤璃菜、早見沙織
製作会社
トムス・エンタテインメント
その他の情報
http://www.amaama.jp
(あにぶ編集部/あにぶ編集部)
情報提供元:あにぶは、アニメのおたくな情報やアニメのニュースを初め、アニメのコラムなどを配信しているアニメコラムサイトです。
© 雨隠ギド・講談社/「甘々と稲妻」製作委員会
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