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映画『マンチェスター バイ ザ シー(原題)』心を閉ざした男が甥とともに懸命に生きる
映画『マンチェスター バイ ザ シー(原題:Manchester by the Sea)』が、第74回ゴールデン・グローブ賞で作品賞(ドラマ部門)、主演男優賞(ケイシー・アフレック)、監督賞(ケネス・ロナーガン)、助演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)、脚本賞と含む主要5部門にノミネートされた。
ボストンでアパートの配管工として人から避けるように孤独に生きていたリー・チャンドラー。漁師の兄ジョーの死をきっかけに生まれ故郷”マンチェスター・バイ・ザ・シー”に戻る。兄の死を悲しむ暇もなく、兄が残した16才の息子・パトリックの後見人も引き受けなければならくなった。彼は仕事を辞めて帰郷。多くの不安を抱いていた。心を閉ざしてしまうような辛い過去を抱えていたリーと、思春期真っ只中のパトリック。『マンチェスター バイ ザ シー』では、兄のいなくなった世界で、2人が懸命に生き、乗り越えようとしていく姿が描かれていく。
プロデューサーはマット・デイモン。監督・脚本はケネス・ロナーガン。主役のリー・チャンドラーを演じるのは、ベン・アフレックの弟で『ゴーン・ベイビー・ゴーン』、『ジェシー・ジェームズの暗殺』のケイシー・アフレック(Casey Affleck)。パトリック役をルーカス・ヘッジズ、 リーの元妻ランディ役をミッシェル・ウィリアムズが演じる。
『マンチェスター バイ ザ シー』は、第32回サンダンス映画祭で発表されてから口コミが評判を呼びヒット。アメリカでは高評価を得ており、ロッテントマトでは支持率97%。ゴールデン・グローブ賞のほか、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞でも、最優秀作品賞に選出。アカデミー賞最有力となっている。日本公開は現在のところ未定。
【詳細】
マンチェスター バイ ザ シー(Manchester by the Sea)
監督:ケネス・ロナーガン
出演:ケイシー・アフレック、ミシェル・ウィリアムズ、カイル・チャンドラー、ルーカス・ヘッジズ
(c)2016 Amazon Studios
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