ソニー、スマホゲームの世界が広がるプラットフォーム開発中

2016年12月8日 05:49

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「Project FIELD」の専用パッド(ソニー発表資料より)

「Project FIELD」の専用パッド(ソニー発表資料より)[写真拡大]

  • 「Project FIELD」使用例(ソニー発表資料より)

 ソニーは7日、スマートフォンやタブレットにつなぐ新しいプラットフォーム「Project FIELD」を開発していると発表した。カードゲームで遊ぶ体験がさらに豊かになるという。

 同プラットフォームは専用の「カード」と「パッド」、「ゲームアプリ」から構成される。遊び方としては、パッドとスマートフォンをBluetoothで接続する。そして、パッドの上にカードをのせるとカードの種類や位置、向き、動きを読み取り、スマホなどにインストールされたゲームアプリに情報がリアルタイムに伝えられて遊びが進める。

 カードゲームの進行やキャラクターの進化など、さまざまな情報をカードへ書き込むことも可能。例えば、対戦型ゲームでは、カードをさまざまな方向へスライドさせたり、向きを変えたりすることでスマホ上のキャラクターを自在に操作してゲームができる。また、育成型ゲームでは、キャラクターの進化をカードに記録でき、場所を変えてゲームを遊ぶときも進化した状態のキャラクターを登場させられる。

 開発中の同プラットフォームでは、カードとゲームアプリが連動し双方が進化や変化をするという新しいカードゲーム体験の可能になる。第一弾コンテンツとして「妖怪ウォッチ」シリーズのタイトルを開発中という。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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