22日の東日本大震災余震で福島第一・第二原発の一部設備が停止

2016年11月25日 09:07

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 22日午前、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4(推定)の自身が発生、広い地域で揺れが観測された(毎日新聞)。東日本大震災の余震とみられているが、これによって福島第一原発の汚染水をくみ出す設備が一時停止され、また福島第二原発の使用済み燃料プール冷却ポンプの自動停止が発生したとのこと(朝日新聞)。

 福島第一原発の汚染水関連設備については、汚染水が津波で漏洩する可能性を考慮して停止させたとのこと。また福島第二原発の冷却ポンプについては、地震発生から約10分後に停止。その後安全を確認した上で午前7時47分に運転が再開されたという。水漏れや放射性物質の漏洩などは発生していないという(河北新報)。

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