【注目銘柄】WDBホールディングスは年初来高値更新して15年高値目指す、17年3月期第2四半期累計大幅増益で通期予想に増額余地

2016年11月24日 16:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 理学系研究職人材派遣首位のWDBホールディングス<2475>(東1)に注目したい。17年3月期第2四半期累計(4~9月)が2桁営業増益と好調で、通期予想に増額余地がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開となった。好業績を評価して15年8月高値を目指す展開だろう。

 11月11日発表した17年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比9.1%増の158億87百万円、営業利益が同22.6%増の16億30百万円、経常利益が同22.7%増の16億33百万円、純利益が同6.3%増の8億31百万円だった。

 海外CRO事業の立ち上げコストが増加したが、理学系研究職派遣ならびに工学系技術職派遣の需要が高水準の人材サービス事業が9.5%増収、26.7%増益と好調に推移して全体を牽引した。

 通期連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比11.2%増の330億81百万円、営業利益が同3.3%増の28億27百万円、経常利益が同3.3%増の28億27百万円、純利益が同2.6%増の16億96百万円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.0%、営業利益が57.7%、経常利益が57.8%、純利益が49.0%である。高水準の需要も背景として通期予想に増額余地がありそうだ。

 株価は1000円~1100円近辺のモミ合いから上放れ、年初来高値更新の展開となった。11月18日には1244円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって中段保ち合いから上放れた形だ。好業績を評価して15年8月の上場来高値1533円を目指す展開だろう。上げ足を速める可能性もありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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