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「未来は予測するものではなく創るもの」、尾原蓉子新書記念パーティー
今年9月に発刊された尾原蓉子氏著「グローバリゼーションとデジタル革命から読み解く Fashion Business 創造する未来」(繊研新聞社)の出版記念パーティーが15日都内で開かれ、多くのファッション業界関係者が祝福に駆けつけた。尾原氏は出版への思いについて講演し、「未来は予測するものではなく、創るもの。消費者のライフスタイルが変化している今、ゼロベースからのビジネス創造が求められている」と話した。
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】尾原蓉子著「グローバリゼーションとデジタル革命から読み解く Fashion Business 創造する未来」
同書は、ファッションビジネスという言葉や仕組みを初めて日本に紹介した尾原氏が、未来のファッションビジネス成長の可能性について探ったもの。デジタル・テクノロジーの活用により新ビジネルモデルを創造し、グローバルなビジネスに取り組む重要性を多数の事例とともにあげている。尾原氏は講演の中で、未来創造に向け、①デジタルとディスラプション(破壊的な変革)②ビジネスのパーソナル化・サービス化③日本の豊富な資源を生かしたファッションの発信―といったキーワードをあげ、「未来はすでにここにある。夢と勇気と行動力のある若い人にぜひ読んでほしい」とメッセージを送った。
パーティーには、多くの業界関係者が出席。大西洋三越伊勢丹HD社長が、「業界全体が厳しい環境の中、この書籍を出されたことに非常に大きな意味がある。この書籍をきっかけにファッション業界が活性化し、後輩たちにファッションの楽しさが伝わることを期待している」と祝辞を送った。このほか、元通産官僚の福川伸次氏や、元文部科学大臣の遠山敦子氏、福田三千男アダストリア代表取締役会長、青木擴憲代表取締役会長、柳井正ファーストリテイリング代表取締役会長らが祝福の言葉を寄せた。
※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。
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