中国当局:元安容認か、上海市場では約7年11カ月ぶり安値更新

2016年11月16日 10:05

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記事提供元:フィスコ


*10:05JST 中国当局:元安容認か、上海市場では約7年11カ月ぶり安値更新
人民元の対米ドル仲値は8営業日連続で元安に設定された。昨日の上海外国為替市場では、対米ドルで約7年11カ月ぶりの安値水準で値をつけた。

エコノミストは、最近の元安進行について、米ドル高の進行や年内の米利上げ観測が元の上値を押さえていると分析。また、中国経済の成長鈍化を受け、当局が元安を容認しているとの見方も浮上している。ほかに、中国における住宅バブル懸念の高まりや外資の流出なども元安進行の一因だとみられている。《ZN》

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