日米同盟は「希望の同盟」とトランプ氏に安倍総理

2016年11月10日 08:22

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 安倍晋三総理は9日、米国次期大統領に共和党のドナルド・トランプ氏(70)が選出されたことを受け、祝辞を送った。

 この中で、安倍総理は「トランプ次期大統領は、その類い希なる能力により、ビジネスで大きな成功を収められ、米国経済に多大な貢献をされただけでなく、強いリーダーとして米国を導こうとされている」と冒頭に「強いリーダーとして米国を導こうとしている」とメッセージに込めた。

 そして「世界経済の原動力であるアジア太平洋地域の安定は米国に平和と繁栄をもたらすものだ」とし「日米両国は自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった普遍的価値の絆で固く結ばれた、揺るぎない同盟国」と強調。

 安倍総理は「トランプ次期大統領と緊密に協力し、日米同盟の絆を一層強固にするとともに、アジア太平洋地域の平和と繁栄を確保するために、日米両国で主導的役割を果たしていくことを心から楽しみにしている」とエールを送った。

 安倍総理は、日米同盟について「21世紀においては国際社会が直面する課題に互いに協力し、貢献していく『希望の同盟』であり、トランプ次期大統領と手を携え、世界の直面する諸課題に共に取り組んでいきたいと思う」とした。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
露との経済協力に前のめり過ぎと懸念 前総理
民主政権で日米関係ぼろぼろ、私的認識だった
北方領土・日露平和条約は最重要外交課題 外相
沖縄米軍北部訓練場「先送り許されない」総理
安保法制「わかりやすい言葉で説明したい」防相

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事