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マクドナルド、子育て支援パスポート利用サービス開始
日本マクドナルドは国や地方自治体が推進する「子育て支援パスポート事業」に賛同し、日本全国の店舗で「子育て支援パスポート」のサービスを提供することを決定した[写真拡大]
日本マクドナルド<2702>は内閣府と地方自治体が推進する「子育て支援パスポート事業」に賛同し、全国のマクドナルド店舗で「子育て支援パスポート」を使用できるサービスを2016年11月1日より開始する。これまでも30府県のマクドナルド店舗では子供向け商品「ハッピーセット」の割引を「子育て支援パスポート」の提示で行ってきた。しかし16年4月より内閣府が「子育て支援パスポート」の広域的な利用強化・推進を図ったことにより全国47都道府県にその範囲を拡大することを決定した。
「子育て支援パスポート事業」は地方自治体などが協賛を得た企業や店舗において、子育て世帯への各種割引、優待サービスや外出支援、応援サービスを提供するものである。この対象となる企業や店舗は地方自治体の地域内やその近隣になることが多かった。「子育て支援パスポート」の名称自体も各都道府県や自治体によって異なっており地元からの支援を受けるもの、という認識が強いものであった。それが前述の「子育て支援パスポート」の広域的な利用強化・推進により全国共通で使う事ができるようになった。そのため旅行や里帰りをしても変わらずに子育て支援を受けることが可能になる。
「子育て支援パスポート」は子育て世帯の負担軽減を目的としている。そしてサービスを提供する側にとっては子育て世帯をサポートしているという機運を醸成するという目的が設定されている。つまり、「子育て支援パスポート」は日本の社会全体で子育て世帯を支えようという意思表示をするためのカードなのである。そのような目的を持つ「子育て支援パスポート」の広域的な利用を目指すにあたって、日本マクドナルド<2702>のように全国展開をし、多くの人に親しまれた店舗が参加する事は大きな推進力になるだろう。今後も提示することによって受けることができるサービスの充実や利用店舗の多様化などのさらなる展開に期待が寄せられる。(編集担当:久保田雄城)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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