【注目銘柄】昭光通商は動きを強めて反発、連結業績は大幅増益で最終黒字化

2016年11月2日 10:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■収益改善を評価して戻りを試す展開

 化学品・合成樹脂・金属商社の昭光通商<8090>(東1)は2日、5円高の92円まで上げて反発している。1日発表した16年12月期第3四半期累計(1~9月)連結業績は大幅増益で最終黒字化した。株価は底放れの動きを強めている。基調転換を確認した形であり、収益改善を評価して戻りを試す展開だろう。

■16年12月期第3四半期累計大幅営業増益で最終黒字化

 16年12月期第3四半期累計の連結業績は売上高が前年同期比10.6%減の924億02百万円、営業利益が同7.6倍の13億64百万円、経常利益が12億88百万円(前年同期は12百万円の赤字)、純利益が11億92百万円(同126億70百万円の赤字)だった。

 原油やアルミニウム地金などの価格下落に伴う主要取扱商品価格の下落、前期に鉄鋼関連取引から撤退した影響で減収だったが、主要商材が総じて堅調に推移し、前期に貸倒引当金を計上した売掛債権の一部回収も寄与して大幅営業増益だった。また賃貸用不動産売却益計上も寄与して最終黒字化した。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比2.8%増の1400億円、営業利益が同86.9%増の20億円、経常利益が同2.6倍の20億円、純利益が14億円としている。収益改善基調が期待される。

 株価は安値圏70円台でモミ合う展開だったが、植物工場関連として10月上旬に動意づく形となり、10月4日に97円まで急伸する場面があった。利益確定売りで一旦反落したが、その後も下値切り上げの動きを強めている。日足チャートで見ると25日移動平均線が上向きに転じてサポートラインの形となった。週足チャートで見ると26週移動平均線に続いて52週移動平均線を突破して底放れの動きを強めている。さらに13週移動平均線が52週移動平均線を上抜いて先高感を強めている。基調転換を確認した形であり、収益改善を評価して戻りを試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

■収益改善を評価して戻りを試す展開

 化学品・合成樹脂・金属商社の昭光通商<8090>(東1)は2日、5円高の92円まで上げて反発している。1日発表した16年12月期第3四半期累計(1~9月)連結業績は大幅増益で最終黒字化した。株価は底放れの動きを強めている。基調転換を確認した形であり、収益改善を評価して戻りを試す展開だろう。

■16年12月期第3四半期累計大幅営業増益で最終黒字化

 16年12月期第3四半期累計の連結業績は売上高が前年同期比10.6%減の924億02百万円、営業利益が同7.6倍の13億64百万円、経常利益が12億88百万円(前年同期は12百万円の赤字)、純利益が11億92百万円(同126億70百万円の赤字)だった。

 原油やアルミニウム地金などの価格下落に伴う主要取扱商品価格の下落、前期に鉄鋼関連取引から撤退した影響で減収だったが、主要商材が総じて堅調に推移し、前期に貸倒引当金を計上した売掛債権の一部回収も寄与して大幅営業増益だった。また賃貸用不動産売却益計上も寄与して最終黒字化した。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比2.8%増の1400億円、営業利益が同86.9%増の20億円、経常利益が同2.6倍の20億円、純利益が14億円としている。収益改善基調が期待される。

 株価は安値圏70円台でモミ合う展開だったが、植物工場関連として10月上旬に動意づく形となり、10月4日に97円まで急伸する場面があった。利益確定売りで一旦反落したが、その後も下値切り上げの動きを強めている。日足チャートで見ると25日移動平均線が上向きに転じてサポートラインの形となった。週足チャートで見ると26週移動平均線に続いて52週移動平均線を突破して底放れの動きを強めている。さらに13週移動平均線が52週移動平均線を上抜いて先高感を強めている。基調転換を確認した形であり、収益改善を評価して戻りを試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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