米Yahooが米当局の要請で全利用者の受信メールを監視していたと報じられる

2016年10月8日 15:19

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 米Yahooが米情報機関の要請を受け、全利用者の受信メールを監視していたという話が出ている(朝日新聞)。

 監視の内容は「ある文字の組み合わせを検索する」というものだったそうだ。また、マリッサ・メイヤーCEOが要請に応じたことに抗議してセキュリティ担当幹部は辞職したという話も出ている。米Yahoo広報担当者は「Yahooは法に従う企業で、米国の法律を順守している」と述べている。

 これは米企業で「全利用者を対象に監視を行っている」ことが判明した最初の事例とのこと。また、日本のヤフーについては監視対象外で、担当者は「政府の指示に基づいてメールの内容を確認したり、政府に対してメールを開示したりということは行っていない」と述べているそうだ。

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