任天堂、ファミコンを手のひらサイズにして復刻―マリオ、ドンキーなど30タイトル内蔵

2016年9月30日 19:52

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「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」の本体(写真:任天堂発表資料より)

「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」の本体(写真:任天堂発表資料より)[写真拡大]

  • 「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」のパッケージ。ファミコン発売当時のデザインを踏襲している。(写真:任天堂発表資料より)

 任天堂は30日、1983年に発売した家庭用ゲーム機「ファミコン」の本体サイズを約60%に縮小した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を11月10日に発売すると発表した。価格は5,980円(税別)。

 同製品は、マリオ、ゼルダ、ドンキーコングなど往年のゲームソフト30タイトルが内蔵されており、カセットの交換なしに楽しめる家庭用ゲーム機である。デザインは、パッケージも当時のデザインを踏襲し、手のひらサイズになって持ち運びも手軽にできる。付属のUSBケーブルを別売のACアダプターやUSB電源供給機器と接続し、付属のHDMIケーブルでテレビなどのモニターに接続することでゲームを楽しめる。

 ACアダプターも1,000円(税別)で同日発売予定。なお、市販のUSB対応ACアダプターも使用できる。

 収録されている主なゲームソフトのタイトルは、「ドンキーコング」「マリオブラザーズ」「スーパーマリオブラザーズ」「スーパーマリオブラザーズ3」「パックマン」「ゼルダの伝説」ファイナルファンタジーIII」など。

 なお、ファミコンカセットを差し込んで遊ぶことはできない。ダウンロードなどでソフトを追加する機能もない。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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