伊藤忠が中信集団と医療・健康ビジネス、合弁会社設立へ

2016年9月21日 14:07

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記事提供元:フィスコ


*14:07JST 伊藤忠が中信集団と医療・健康ビジネス、合弁会社設立へ
伊藤忠<8001>は20日、中国政府系コングロマリットの中国中信集団(CITIC)と共同で、医療・健康関連ビジネスを展開することを明らかにした。中信集団の全額出資子会社である中信医療健康産業集団(CITICメディカル&ヘルスグループ)と合弁会社を設立する計画で、今後、設立に向けた事業化調査を実施していく。また、両社のリソースを最大限活用する方針。病院周辺ビジネスの集約化や、日本からの先進的な医療技術の導入についても共同展開を検討する。
中国では近年、高齢化の進展と所得水準の向上に伴って生活習慣病の患者が増えるなど、医療・健康分野の需要が拡大している。伊藤忠は中信集団との戦略的な業務・資本提携の下、高い成長が期待される中国の医療・健康関連ビジネスの共同事業化を検討する考え。
中信集団は2015年1月、香港上場子会社の中国中信(CITICリミテッド:267/HK)が伊藤忠とCPグループから出資を受け入れることで合意。同年10月には、共同出資で中国に電子商取引(Eコマース)会社を設立する計画を発表している。さらに今年6月、CITIC系の中信資源(CITICリソーシズ:1205/HK)が石油・ガス開発の分野で、伊藤忠と協業することを明らかにした。

【亜州IR】《ZN》

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