本間ゴルフが10月6日香港上場へ、初の「ゴルフ銘柄」に

2016年9月20日 12:23

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記事提供元:フィスコ


*12:23JST 本間ゴルフが10月6日香港上場へ、初の「ゴルフ銘柄」に
ゴルフクラブ老舗メーカーの本間ゴルフ(本社:東京都港区)は、香港市場への上場に向け、今週23日に新規株式公開(IPO)のブックビルディングを開始する。28日に値決めし、10月6日の上場を目指す。調達規模は最大14億7100万香港ドル(約193億円)。上場に成功すれば、香港市場初の「ゴルフ関連銘柄」となる見通しだ。香港メディアが20日伝えた。
公募価格の仮条件は8.46~10.98香港ドルで、1億3400万株を公開する計画。調達した資金は、将来的な戦略買収や戦略提携などに充当する方針という。
上場に先立ち、本土コングロマリットの復星国際(656/HK)を戦略投資家に迎え入れている。復星国際は傘下企業を通じ、本間ゴルフ株7.5%を6000万米ドル(約61億円)で取得。これら株式には、6カ月間のロックアップ期間が設定されている。
本間ゴルフは1958年創業(前身企業)の老舗企業。1995年に日本国内で店頭公開し、2004年にはジャスダック市場にくら替えしたが、翌年の経営破たんを受けて上場を廃止した。その後、2010年に中国民営の投資会社である科瑞集団に買収され、経営再建を進めている。

【亜州IR】《ZN》

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