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日中外相会談で新たな安保理決議採択連携へ一致
岸田文雄外務大臣は14日夜、臨時記者会見を開き、中国の王毅外交部長と22時10分から30分間、電話会談したとし「王毅部長からは、朝鮮半島情勢に関する中国側の立場について説明があり、北朝鮮への更なる制裁を含む新たな安保理決議の採択に向け、安保理において連携していくことを確認した」と発表した。
岸田外務大臣は「北朝鮮情勢について私の方から北朝鮮が核実験を強行したことは我が国の安全への直接的かつ重大な脅威であること、地域及び国際社会の平和と安全を著しく損なうもので断じて容認できない旨を述べた」とした。
そのうえで、岸田外務大臣は「責任ある国連常任理事国としての中国の建設的な対応を求めた」とした。
これに対して「王毅部長からは更なる制裁を含む新たな安保理決議の採択に向けて、安保理において連携していく」旨を確認したとした。
岸田外務大臣は「王毅部長との間においては先般のG20・杭州サミットにおける日中首脳会談の成果を前向きに評価し、外相間で緊密に意思疎通を図りながら日中関係を更に改善させていく点でも一致した」とした。
岸田外務大臣は「中国は安保理常任理事国、日本は非常任理事国。共に大きな責任を国際社会に負っている立場。国連安保理の場において、更なる制裁措置を含む新たな安保理決議の採択に向け議論がスタートした。こうした議論の方向に沿って両国ともしっかりと責任を果たしていかなければならない。連携は大変重要」と語った。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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