Apple曰く、ヘッドホンジャックの廃止は「勇気のいる判断」

2016年9月12日 16:59

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 iPhone 7ではヘッドホンジャックが廃止されたが、Appleのフィル・シラー上級副社長が、ヘッドホンジャックの廃止は勇気のいる判断だったと発言していたそうだ(Ars TechnicaSlashdot)。

 シラー氏はヘッドホンジャックの廃止について本体内のスペースの確保の問題やW1チップ関連の新たなワイヤレス接続技術の推進などを理由として挙げつつ、これによって新たな無線体験をユーザーに提供できると述べたという。なお、iPhone 7ではLightning端子に接続して利用できるイヤホン「EarPods with Lightning Connector」が付属するほか、旧来のヘッドホンジャックユーザーの対策として、Lightning端子経由でヘッドホンを接続できるドングルも同梱される。

 しかし、多くの国ではヘッドホンジャック廃止に対しては非難の声が強い。また、Apple純正のワイヤレスヘッドホン「AirPods」は別売(税別1万6,800円)である上に、5時間使用するごとに充電する必要がある。また耳ごとに独立したワイヤレスイヤホンは、片一方をなくしてしまうリスクもある。走っている時に外れて落ちるのでは、といった心配も出ているようだ。そのため、中国でのさらなるApple離れにつながるという推測も出ているようだ(TechCrunchForbes)。

 スラドのコメントを読む | モバイルセクション | 携帯電話 | iPhone

 関連ストーリー:
耐水になったiPhone 7、水濡れによる故障は保証対象外 2016年09月11日
Apple、iPhone 7やApple Watch新モデルを発表 2016年09月08日
ヘッドホーン端子のないスマートフォンは最悪? 2016年07月27日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事