Windows版Firefox 49ではWindowsの証明書ストアにインストールされたルート証明書を使用可能に

2016年9月5日 10:20

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記事提供元:スラド

Windows版Firefoxの今後のバージョンでは、企業の環境でインストールされたルート証明書の扱いが変更されるそうだ(Mike's Musingsの記事Softpediaの記事)。

Windows版のFirefoxはWindowsの証明書ストアを使用せず、独自の証明書ストアを使用している。そのため、企業のシステム管理者がプライベートネットワークやアプリケーションで使用するルート証明書をWindowsにインストールした場合、Firefoxからはアクセスできなかった。

この問題を解決するため、Firefoxの今後のバージョンではWindowsの証明書ストアを検索し、信頼されるCAが発行したTLS Webサーバー用の証明書を使用できるようになるという。また、これによりWindows 8.1のMicrosoft Family Safety機能もFirefoxで使用可能となる。

現在この機能はベータ版のFirefox 49でテストが行われている。オプションを有効にするには、about:configで「security.enterprise_roots.enabled」をtrueにセットすればいい。 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | Firefox | Windows | 暗号 | IT

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