NHKが本気すぎるアニメ「 十二国記 」、小野主上の魅力が全開!

2016年9月2日 17:11

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NHKが本気すぎるアニメ「 十二国記 」、小野主上の魅力が全開!©小野不由美・講談社/NHK・NEP・総合ビジョン

NHKが本気すぎるアニメ「 十二国記 」、小野主上の魅力が全開!©小野不由美・講談社/NHK・NEP・総合ビジョン[写真拡大]

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 民草たるもの、いつ何時でも納税できるように準備しつつ、晴れの日を待つことに何の不満もございません。

 しかし、だがしかし! 心底惚れ込んだ作品だからこそ!!新作を読めない飢餓感が民草に襲い掛かってくるというのもまた事実!!だがしかし!晴れの日、そう、新刊を手に取れる日は、待てば待つほど晴れがましい!!

 そんな民草の末席に名を連ねる筆者は、十二国記の新作をわくわく待ちながら原作小説を舐めるように読み返す日々を送っています。

■NHKの本気を見よ!「 十二国記 」の世界観を上手くアニメ化できた良作


 泰王泰麒どうなっちゃうんですかとか、陽子は成長著しいですがSAN値は無事ですかとか、珠晶様踏んで下さいとか、モフモフ楽俊は正義ですよねぇ出番ありますかとか、まだ見ぬ新作に思いを馳せながら舐めるように楽しめるのは、しかし原作小説だけではありません!!

 そう、本気を出すと凄いと言われているNHK制作のアニメ十二国記があるのです!!

 賛否両論あるアニメ版十二国記ですが、大筋で原作に準拠しています。主人公、中嶋陽子役の久川 綾さん初め、声優陣の迫真の演技と美麗な作画、緊張感のある演出で1話冒頭から物語にぐいぐい吸い込まれます。

 原作小説の吸引力が再現されているかのようで、先の展開を知っていても引き込まれてしまうほど。

 そんな吸引力の元となっている要素の一つは、アニメ版オリジナル設定にあると思います。

■原作とはすこし違う設定が、アニメ版「 十二国記 」をより魅力的なものに


 原作では陽子一人で十二国に渡りましたが、アニメでは陽子と共に十二国に渡る事となる人物が二人います。陽子と同じ高校に通う、杉本優香と浅野郁也。

 不可抗力で異世界に渡ってしまった三人ですが、その反応は三者三様。

 帰りたいと泣く陽子、この世界こそが自分の本当の居場所だと確信する杉本、そんな二人に挟まれるお調子者の浅野……。

 この対比を描く事で、見知らぬ世界への不信や絶望、本来の自分の居場所に帰りたいという切実な思い、面倒ごとを避けたいと思う本音などが鮮やかに炙り出され、小説とは違う表現ならではの説得力へと繋がっていきます。

十二国記

もこもこしてかわいい楽俊 (画像引用元:youtube.com)

 そしてなにより!アニメ版十二国記では!!楽俊が動いて喋る!!!!(*楽俊:ネズミの姿をした半獣。とても賢くていい人。鬚と尻尾が素直過ぎて嘘がつけない。)

 動いてしゃべる楽俊可愛い!!あのふかふかな毛並み!つぶらな瞳!こてんと小首をかしげる仕草!ひくひく動くお鬚!

 チンチラをうんと大きくしたらきっとアニメ楽俊になると思うので生物学者の皆様は早く三次元に楽俊呼び出す研究をすればいいと思います!

■アニメ「 十二国記 」を見て、小野主上の新作を待つべし!


 原作小説が大好きな方も、まだ読んだことのない貴方も、とりあえず新作が出るまでアニメ十二国記を視聴して、動くモフモフ楽俊を堪能しましょう!

 そして小野主上のお帰りをお待ちするのです。

 なぁに泰王帰還をお待ち申し上げる泰の民草を思えばまだまだいけます!
大丈夫、私たちには既刊とアニメ楽俊がついております。
楽俊がいれば、大体どうにかなる!たぶん!!

 貴方の素敵な民草ライフにアニメ十二国記(と動いて喋る楽俊)、いかがでしょうか?

 ライター:笠井

架空の中国世界と少女たちの怪しさを楽しむなら、「 雲のように風のように 」がおすすめ!

(あにぶ編集部/あにぶ編集部)

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