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【注目銘柄】自重堂はミニゴールデンクロスを示現、今6月期純益大幅増益予想で
■配当利回り妙味も増す
自重堂<3597>(東2)は、ミニゴールデンクロスを示現、今6月期純益大幅増益予想で、配当利回り妙味も増す銘柄として注目したい。
同社は、ユニフォーム・メンズカジュアル・医療用白衣・セーフティスニーカーの企画・製造・販売を行っている。前2016年6月期は、販売機会ロスを低減するために積み増しした豊富な在庫を武器に積極的な営業活動を展開するとともに、主力ブランド「JICHODO(ジチョウドウ)」、次世代戦略ブランド「Jawin(ジャウィン)」に加え、世界戦略ブランドとして、カジュアルベーシックなスタイリッシュワークウェアブランド「Z-DRAGON(ジィードラゴン)」を新たに展開し、売上と利益の拡大に注力したほか、安全靴や、医療用白衣・介護ウェアの商品開発を積極的に推進し、販売を強化するなど、引き続き事業構造の転換を推進した。
今17年6月期は、引き続き事業構造の転換を積極的に進め、商品開発力を強化し、自社ブランドの育成・強化に注力するとともに、新規流通ルートの開拓を推進し、市場シェア拡大による売上・利益の拡大を図っていくほか、生産体制の見直しを更に推し進め、コスト低減・利益確保に努める方針。
8月9日に大引け後に発表した前2016年6月期業績実績は、売上高が166億0100万円(前の期比2.4%増)、営業利益が26億0900万円(同31.7%増)、経常利益が10億0300万円(同72.8%減)、純利益が5億7800万円(同76.9%減)に着地。
今17年3月期業績予想は、売上高が165億円(前期比0.6%減)、営業利益が25億円(同4.2%減)、経常利益が25億円(同2.5倍)、純利益が17億円(同2.9倍)を見込んでいる。配当予想は期末一括50円継続を予定している。
株価は、6月1日につけた年初来高値1298円から8月5日に年初来安値1040円と調整。1100円どころでモミ合っているが、ミニゴールデンクロスを示現。出直る気配となっている。前期は営業利益が計画を上振れも急激な円高の進行により、為替予約取引に係る時価評価によるデリバティブ評価損を計上し、純益大幅減となったが、今期はデリバティブ評価益を見込み純益は回復する見通し。今期予想PER9倍台・PBR0.59倍と割安感があるほか、配当利回り4.5%と利回り妙味も増しており、待ち伏せ買い妙味が膨らみそうだ。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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