キャデラック、コンセプトカー「エスカーラ コンセプト」を初公開

　キャデラックは18日、米カリフォルニアで、キャデラックのコンセプトカー「キャデラック エスカーラ コンセプト」を初公開した。これからのキャデラックのデザインとテクノロジーに対する理念を明確化する1台になっているという。

　今回の「エスカーラ」（“スケール”を意味するスペイン語）は、同社が最近発表した2016年モデルのキャデラックCT6よりも大きなボディを持ち、さらに格上の存在感を持ち合わせた最高級セダン。最近では、ペブルビーチで発表したキャデラックのコンセプトモデル、シエル コンバーチブルとエルミラージ クーペに続き、このエスカーラが3台目のコンセプトモデルとなる。

　ドライバーが走りを楽しむための車であるとともに、快適な乗り心地を味わうためのフラグシップセダンでもある。大胆なリフトバックデザインが特徴で、車のスケールと多用途性が強調されている。全長は5347mmで、現行モデルのキャデラックCT6よりも約160mm長くなっている。