深セン・香港「相互乗り入れ」実施方案、国務院が承認済み=李首相

2016年8月17日 09:36

印刷

記事提供元:フィスコ


*09:36JST 深セン・香港「相互乗り入れ」実施方案、国務院が承認済み=李首相
中国の李克強首相は16日、深セン・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)の実施方案を国務院(内閣に相当)が承認したことを明らかにした。「相互乗り入れに関連する準備は基本的に完了した」と明言している。
常務会議の席での発言として、政府の公式ウェブサイトに16日夕方掲載された。深セン・香港間「相互乗り入れ」の実現は、「中国資本市場が法制化、市場化、国際化に向けて、新たな一歩を踏み出したことを意味する」と李首相は述べたという。ただ、解禁の具体的なスケジュールなどは明らかにされていない。
深セン・香港間の「相互乗り入れ」をめぐってはこれより先、早ければ今週中にも解禁のスケジュールが発表される見込み——と報じられていた。報道によると、4カ月間の準備期間を経て、12月の取引スタートが予定されているという。

【亜州IR】《ZN》

関連記事