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『 あまんちゅ! 』第1話「少女と海のコト」 2016年夏の癒し枠アニメ 少女たちのダイビングストーリー開幕【感想コラム】
『 あまんちゅ! 』第1話「少女と海のコト」 2016年夏の癒し枠アニメ 少女たちのダイビングストーリー開幕【感想コラム】©2016 天野こずえ/マッグガーデン・夢ヶ丘高校ダイビング部[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
ああ~~伊豆!! 伊豆にいきたいいぃ!!!!!!!!
早いところでは7月8日から、いよいよ放送がスタートしたアニメ『 あまんちゅ! 』
未来系ヒーリング作品『ARIA』でおなじみの天野こずえ先生が、現在コミックブレイドにて連載中の最新漫画です。
静岡県の熱海と伊豆を舞台に静岡県立夢ヶ丘高校ダイビング部のメンバーの日常とダイビングを通して紡がれる思春期の少年少女たちの成長を描いた物語です。
さっそく『 あまんちゅ! 』第1話の感想とまとめと考察etcをやっていきたいと思います。
■『 あまんちゅ! 』 第1話「少女と海のコト」
中学卒業と同時に東京を離れ、伊豆に引っ越してきた少女・大木双葉。知らない土地、知らない学校での新しい生活に、何ひとつ楽しいことが予感できない双葉は、海を見ようと立ち寄った海岸でも、仲良しだった友達からのメールばかりを気にしている。そんな時、海の家「海女人屋」の女主人・小日向きのと出会い、そして登校初日には、何もかもが楽しくて仕方がないように振る舞う同級生の小日向光と出会う。ふたつの出会いは、双葉にとって海との出会いでもあった。
1話では、東京から転校してきた「大木双葉」こと”てこ”と、ダイビング大好き少女の「小日向光」こと”ぴかり”が入学初日の教室で出会うまでが描かれています。
引っ込み思案で人見知りで、作中では俯きがちに携帯ばかりみている内気なてこと、無駄に明るくアグレッシブでどんなことでも楽しむことに変えてしまう前向きなぴかり。まさに正反対のベクトルをもつ2人の出会いは、今後どういった物語が紡がれるのでしょう。
■『 あまんちゅ! 』で描かれる海の中という表現
やはりこのアニメのメーンポイントともなり、今後幾度となく登場するであろう重要なスポット”海中”。1話の冒頭ではぴかりが”秘密兵器”をもって海に潜ってる様子が描かれていました。
海の中での微妙な光の加減や、泡の表現。そんな難しい海の中の描写を支えるのは「魔法遣いに大切なこと 」や「ハチミツとクローバーII 」「青い花」などJ.C.STAFFの様々なアニメを担当してきた色彩設定の『石田美由紀』さん。
陸からみたときの”海の色”と、海中からの視点でみる”海の色”の色合いや”空の色”など様々な色が微妙に違うものだとわかると思います。そんな細かい部分まで注目してみると次回以降もより楽しめると思います。
■素晴らしい音楽
作品の雰囲気を彩る重要なファクターとなる音楽ですが、アニメ「あまんちゅ」の音楽を担当するのはベテランアコースティックギターデュオの「GONTITI」先生。もうあえて先生と明記しましょう。
癒し系作品と名高い『ヨコハマ買出し紀行』のOVAや、アニメ映画『ぼのぼの』の音楽プロデュースを担当したお方で、アコギの柔らかい旋律と雰囲気とのマッチ感が非常にたまらないですね…。
■アニメ『 あまんちゅ! 』、原作との相違点
大筋の物語はアニメと原作は同じですが、原作漫画の展開と1話で少し異なった部分をピックアップしてみましょう。
まずは学校へ向かうシーン。原作では入学初日となる高校への通学時に真斗ちゃん先生とぴかりが学校まで競争するというシーンがあり、そこで実はお互いがダイバーであることに気づく展開があるのですが、その部分はカットされあくまで1話は『てこの視点』にこだわった見せ方をしていました。PVや予告映像を見る限りだときちんとそのシーンもあるので原作のストーリーを入れ替えつつアニメは一貫したキャラの視点にこだわっているのかなと感じました。
ちなみに教室でてこがぴかりに「スカートのチャック開いてるよ」と指摘して「知ってるよ…」と照れ隠しするシーンは原作1巻のカバー裏のおまけ漫画の内容だったりします。そういった小ネタを織り交ぜるあたりにスタッフの原作愛を感じられるポイントですね。
さてさていよいよ始まった今期最強の癒しアニメ『 あまんちゅ! 』。きっと前作の「ARIA」と比較される方は多いと思いますが、この作品はあくまで前作とは”違う作品”として楽しんでいってほしいと思います。
「楽しい」は最強っ、「楽しい」は正義っ、そして「楽しい」は無限大!
(あにぶ編集部/Uemt)
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