中国:上海の浦東国際空港で爆発事件、男が手製ビン爆弾投げつけ

2016年6月13日 13:48

印刷

記事提供元:フィスコ


*13:48JST 中国:上海の浦東国際空港で爆発事件、男が手製ビン爆弾投げつけ
上海の浦東国際空港で12日午後に爆発事件が起きた。容疑者の男は、ビール瓶の中に可燃物を詰め込んで手製爆弾を作成したとみられている。午後2時26分ごろ、背中のリュックサックから瓶を取り出し、T2国際ターミナル・Cカウンターのチェックインカウンター前に瓶を投げつけたという。複数の中国メディアが伝えた。
爆発・燃焼にともなってガラス片が飛散。カウンター付近にいた空港利用客4人が負傷している。30歳くらいとみられる男はその後、ナイフを取り出して自身の頸部を切りつけた。浦東新区人民医院に搬送された容疑者は重体で、緊急手術を受けている。
海側に位置するT2国際ターミナルのCカウンターは、香港・マカオ・台湾に向かう国際線の手続き所。事件の後、武装警察が入場し、現場の警戒などに当たった。すでに空港は通常運営に戻されている。

【亜州IR】《ZN》

関連記事