日米の注目経済指標:日本の1-3月期GDPはプラス成長に

2016年5月14日 15:04

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記事提供元:フィスコ


*15:04JST 日米の注目経済指標:日本の1-3月期GDPはプラス成長に
5月16-20日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。

■17日(火)午後9時30分発表予定
○(米) 4月住宅着工件数-予想は112万戸
参考となる3月実績は108.9万戸。一戸建て住宅の着工件数は-9.2%の76.4万件に落ち込んだ。集合住宅も減少した。ただし、雇用情勢は穏やかに改善しており、住宅市況がただちに悪化する可能性は低いとみられる。4月については3月に減少した反動で増加する見込み。同時発表の建設許可件数も増加が予想されている。

■17日(火)午後9時30分発表予定
○(米)4月消費者物価コア指数-予想は前年比+2.1%
参考となる3月実績は前年比+2.2%で予想をやや下回った。新車は横ばい、衣料は-1.1%、航空運賃は-0.9%だった。4月については衣料や航空運賃の動向次第となるが、いずれも上昇に転じる可能性は低いとみられており、コアの物価上昇率は3月実績をやや下回る可能性がある。

■17日(火)午後10時15分発表予定
○(米)4月鉱工業生産-予想は前月比+0.3%
参考となる3月実績は前月比-0.6%で市場予想を大幅に下回った。世界経済の成長鈍化、ドル高、原油安などの影響を受けた。ただし、製造業部門は底打ちしつつあるとみられており、4月の鉱工業生産は増加する見込み。鉱業部門が持ち直しつつあることも鉱工業生産を押し上げる要因になるとみられている。

■18日(水)午前8時50分発表予定
○(日)1-3月期実質国内総生産(GDP)速報値-予想は前期比年率+0.3%
今年1-3月期の実質GDP速報値は、昨年10-12月期の前期比年率-1.1%から+0.3%程度に改善される見込み。ただし、うるう年の効果を考慮すると、実質的には低い伸びにとどまりそうだ。個人消費と輸出はやや順調であり、GDP成長に寄与するとみられるが、設備投資は減少したとみられており、経済成長を抑制する一因となる。

その他の主な経済指標の発表予定は、16日(月):(米)5月NY連銀製造業景気指数、3月対米証券投資、17日(火):(米)4月住宅建設許可件数、19日(木):(米)5月フィラデルフィア連銀景況感調査、(日)3月機械受注、20日(金):(米)4月中古住宅販売件数。《FA》

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