米最高裁、Google Booksについて「フェアユースで著作権侵害に該当しない」と認定

2016年4月20日 09:01

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 昨年10月、Googleが書籍を電子化してアーカイブ化している「Google Books」プロジェクトに対し米著作者団体が著作権を訴えていた裁判で「著作権侵害に当たらない」との判断が出ていたが(過去記事)、4月19日、同様の判断が最高裁判所によって下された(TechCrunch)。

 この裁判はGoogleと米国著作家団体Authors Guildの間で10年以上にわたって争われてきたものだが、これによって著作権付き書籍を無断でスキャンすることの合法性に関する法廷闘争が終了したことになる。

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