安倍首相の「自公対民共の戦い」発言は「それだけ脅威に感じていること」―民主・細野豪志氏

2016年3月18日 11:38

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記事提供元:エコノミックニュース

 安倍晋三総理が参院選挙について、自公対民共の戦いという発言を繰り返して強調している。民主党の細野豪志政調会長は「総理がそれだけ脅威に感じている」との受け止めを示した。

 また「予算委員会の場合は双方で議論できますので。さんざん政府の側として、総理の側も『自分達にレッテル貼りするな』と盛んに言っているが、自分達の身内の会である党大会で野党に対して一生懸命レッテルを貼った姿は恐れの表れではないか」とした。

 また27日に結成する新党の名前『民進党』について「民と一緒に進んでいくという名前は我々がこれからしっかりと一つにまとまっていく意味でもいい名前ではないかと感じている」とし「自由、共生、未来への責任を結党の理念にするというところについてはかなりコンセンサスができている」とした。

 記者団から新党のシンボルカラーについて聞かれ「自分の個人の色を決めている人もかなり多い。うちもそうですが。私はずっと青にしていて、途中で、静岡なのでミカンのオレンジ色が県のカラーでもあるので、オレンジにしてみたが、個人の色としてはしっくりこなくて、また青に戻した。ですから色は本当に大事だと思う。民主党は太陽という意味で赤で来たので、これはこれで、これまでの経緯ということだけれども、新しい党の色は何色なのかということは本当に重要だと思う」と党のシンボルカラーも党のイメージや姿勢、目指す社会のイメージにつながるものだけに、重要な要素との認識を示した。(編集担当:森高龍二)

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