米DisneyのCEO、従業員に対し著作権保護活動への協力を求めるメッセージを出す

2016年3月1日 10:57

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記事提供元:スラド

 米Walt Disney CompanyのBob Iger CEOが従業員に対し、著作権保護に向けた政治活動団体であるDisneyPACに(資金的な面で)協力するよう要請する文書を送ったそうだ(Ars Technica)。

 この文書には、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)における知的財産権保護強化や、ネット動画配信サービス「Aereo」との裁判での勝利、デジタル環境における著作権法への監視など、Disneyが著作権保護活動に注力していることや、法人税率低減のための活動を進めていることなどの「成果」が記載されており、最後にDisneyPACに寄付することを提案しているという。ちなみに、Disneyでは「給与天引き」でこの団体への寄付が行えるようだ。

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