ホンダ、足動運転補助装置を「FIT HYBRID」に適用

2016年1月15日 14:14

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Honda・フランツシステム(写真提供:ホンダ)

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  • ステアリングギアボックス ステアリングペダル(写真提供:ホンダ)
  • 足用シフトペダル(写真提供:ホンダ)

 本田技研工業(ホンダ)は15日、両上肢での運転操作が困難な人が両足だけで運転操作できる補助装置「Honda・フランツシステム」を、コンパクトカー「FIT HYBRID」に装着し、3月中旬に発売すると発表した。

 フランツシステムは左足の前後回転運動によるステアリング操作が可能な足動運転補助装置として、1965年にドイツで開発された。ホンダは、1981年に開発者であるフランツ氏から技術指導を受け、独自の技術を加えて1982年に国内で初めてのフランツシステムを販売した。現在、日本でこのシステムを提供しているのは、ホンダだけという。

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