政府と沖縄、胸襟開いた話し合い必要―民主・岡田代表

2016年1月11日 16:19

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記事提供元:エコノミックニュース

 民主党の岡田克也代表は10日のNHK番組で、普天間基地の名護市辺野古への代替基地建設について「鳩山政権(民主党政権)の時、我々も一端、県外(移設)と言った。そして、(検討した結果)やはり辺野古しかない、ということで戻した経緯がある。沖縄のみなさんに本当の申し訳なかった」と改めて、普天間基地の問題について陳謝した。

 岡田代表はそのうえで「この問題は、安倍政権になって単なる基地の問題ではなくなっている」との認識を示した。

 岡田代表は「本土と沖縄の対立が、(沖縄県知事が)人種差別というところにまで踏み込まれて(深刻化している)。極めて残念だ。沖縄県と政府の間で胸襟を開いて話し合って、巻き戻さないと。このまま進んでいくと大変なことになる」と、法廷闘争にまで発展している国と沖縄県の問題を深刻に受け止め、話し合いの努力を求めた。(編集担当:森高龍二)

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