ASEAN関連首脳会議で南シナ海含む意見交換

2015年11月12日 11:38

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 菅義偉官房長官は11日の記者会見で、安倍晋三総理の外遊日程を発表した。今月13日から23日まで、トルコのイスタンブールを訪問するとともに、G20のアンタルヤ・サミットに出席する。また、フィリピン・マニラでのAPEC首脳会議、マレーシア・クアラルンプールでのASEAN関連首脳会議に出席する予定。

 菅官房長官は「トルコではエルドアン・トルコ大統領との間で首脳会談を行い、友好協力関係を強化する。またG20では世界経済、投資、貿易等について意見交換が行われる予定。APECでは地域経済連携の推進、中小企業の地域・世界市場への参画促進などについて意見交換が行われる予定」と語った。

 菅官房長官は「G20やAPECで安倍総理からはアベノミクス第2ステージの取り組みを説明しながら、グローバルな課題やアジア太平洋地域での経済連携の推進に関する日本の取り組みを発信する。ASEAN関連首脳会議では東アジアサミットの強化、南シナ海問題を含む地域・国際情勢などについて意見交換する予定」とした。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
日中韓首脳会談「定例化」へ 来年は日本で開催
TPP「日米両政府に期待」経団連会長
7日からAPEC首脳会議出席などで総理外遊
憲法解釈変更を浮き立たせた総理会見・検証
南シナ海問題でASEAN一体の姿勢を評価

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事