装備等、共通の整備基盤構築で合意 日米防衛相

2015年11月4日 22:14

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記事提供元:エコノミックニュース

 中谷元防衛大臣は3日、日米防衛相会談後の記者会見で防衛装備、技術協力について意見交換し「二国間の装備・技術協力を更に深化させ、日米共通の整備基盤の構築に向けた取り組みを進めることで合意した」と語った。

 中谷防衛大臣は「今後も日米共同訓練を実施するとともに、能力構築支援、キャパシティビルディング等の東南アジア諸国との協力を引き続き強化していくことを確認した」と述べた。

 また中谷防衛大臣は「日米韓、日米豪に加え、日米印、日米比、この3か国間の防衛協力を強化していくことで一致した」とも語った。

 さらに「東シナ海、南シナ海等における力を背景とした現状変更の試みに反対することで一致した」と語るとともに「自由で開かれた海の秩序を再確認し、私から南シナ海での米軍行動を支持すると申し上げた」と述べた。中谷防衛大臣はさきの記者会見で米軍行動を支持すると表明していた。改めて、直接に伝えた。(編集担当:森高龍二)

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