三菱電機、車向けの「路面ライティング」コンセプト発表

2015年10月27日 03:31

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「路面ライティング」のイメージ(左から「車のドア開け通知」「車の前進通知」「車の後退通知」)(三菱電機発表資料より)

「路面ライティング」のイメージ(左から「車のドア開け通知」「車の前進通知」「車の後退通知」)(三菱電機発表資料より)[写真拡大]

 三菱電機は26日、車の動きを道路に光の図形として描いて周囲に伝える「路面ライティング」コンセプトを発表した。車がどのような状態にあるかを示すことで事故を未然に防ぐなど、安全・安心な車社会の実現を目指すという。

 同コンセプトは、車の動きを示す図形をアニメーション化したライティングで路面に投影するというもの。例えば、ドアを開け、前進・後退する際に道路へ光で図形を描くことで、車の動きやドライバーの意思を大きくわかりやすく伝える。これにより、車の動きが素早く理解でき、周囲の道路環境の安全性を向上させる効果が期待できる。

 同コンセプトの一部は、「第44回東京モーターショー2015」に出展するコンセプトカー「EMIRAI3 xDAS」に搭載されている。

(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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