国際宇宙ステーションの後継機は誰が資金を出すのか

2015年9月30日 11:01

印刷

記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 現在の国際宇宙ステーション(ISS)は、国際的な協力により2024年まで運用されることが確定し、2028年までは運用される可能性が高い。しかし、今後火星探査などの宇宙開発を行うには、月と地球のラグランジュ・ポイントにある種の宇宙ステーションを建築する必要がある。また、宇宙関係者は新しい宇宙ステーションは現在のISSから間を置かずにシームレスに移行する必要があると考えているという(examiner.comSPACEPOLICYONLINE.COMSlashdot)。

 しかし、誰が新たな宇宙ステーションを建築するかは大きな問題だ。NASAには深宇宙開発に力を入れており、予算的にも、宇宙ステーションを作る余裕はないと見られている。なお、中国は独自の宇宙ステーション「天宮」を2022年頃に完成させる計画を持っている。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | 宇宙

 関連ストーリー:
国際宇宙ステーションで熟成したウイスキーは地上のものと味が違う 2015年09月10日
文部科学省、費用を抑えた改良型「HTV」計画を発表 2015年05月25日
ロシア、独自の宇宙ステーション建設を検討 2014年12月03日
中国独自の宇宙ステーション計画、完成は2022年頃予定 2014年09月16日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事