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元最高裁判事の「法制局は死んだ」発言は的を射た指摘―民主・安住氏
記事提供元:エコノミックニュース
民主党の安住淳国対委員長代理は16日、日本に憲法裁判所がない分、内閣法制局は重要な役割を果たしてきた。しかし、平和憲法が制定されてから守ってきたひとつの考え方を自ら放棄すれば、これまでの法制局にあらずという事になるので、(15日の中央公聴会で、公述人の)濱田邦夫元最高裁判事が『法制局は死んだ』という事を言われたのは、大変厳しい表現だが、『的を射た指摘だった』と思う」と問題の深刻さを語った。
安住淳国対委員長代理はSEALDsの明治学院大学生の奥田愛基さんが公述人としての発言した感想について、記者団の質問に「説得力があった。法案への反対だけでなく、その後の選挙などでも(安保法制の)話は続くと言っていたが、これはマスコミへの警鐘でもある。全員集合ではないが『はい、次』というのではないことを鋭く指摘をしたというのは印象に残った。若者たちはわれわれよりずっと深く日本社会や政治のことを考え始めているのではないかと頼もしく思った」と述べた。
記者会見の最後に「今日はいろいろあると思うから、忙しくなると思ってください」とふり「(マスコミの)みなさんが」と言って会見を終えた。(編集担当:森高龍二)
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