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丸紅と東芝、タイのバンコク都市鉄道パープルライン向けに車両出荷
丸紅と東芝がタイ・バンコク市の都市鉄道「パープルライン」向けに初出荷した車両のイメージ。(両社の発表資料より)[写真拡大]
丸紅と東芝は7日、タイ・バンコク市の都市鉄道「パープルライン」向けに車両(2編成6両)を初出荷したと発表した。今後、順次出荷を行い、2016年1月までに全21編成63両をタイに輸送完了する予定。
パープルラインは、バンコク市内のバンヤイからバンスーを結ぶ全長約23kmの新規路線で、タイ運輸交通局が日本政府の円借款を活用し、2016年の開通を目指して建設を進めている。同局からタイの鉄道運営企業であるBangkok Metro Public CompanyLimited 社(BMCL)が鉄道運営権と鉄道システム一式の納入・建設を受託している。
丸紅と東芝は、BMCLに対し鉄道システム一式の納入・建設を請け負っているタイ大手建設会社チョーカンチャン社(CH.Karnchang Public Company Limited)との間で、車両、信号・運行監視設備、変電設備、通信設備などを含む鉄道主要システム一式を納入する契約を締結している。プロジェクトで納入する鉄道車両は、東日本旅客鉄道グループの総合車両製作所が製造している。
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