マグマ噴出は休火山的銘柄につながる=犬丸正寛の相場格言

2015年7月12日 07:48

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

地下に貯まったマグマが多いほど大噴火につながり長期間続く心配がある。株式相場でのマグマといえば、2012年から2013年にかけての政権交代ではないだろうか。

地下に貯まったマグマが多いほど大噴火につながり長期間続く心配がある。株式相場でのマグマといえば、2012年から2013年にかけての政権交代ではないだろうか。[写真拡大]

■マグマ噴出は休火山的銘柄につながる

 地下に貯まったマグマが多いほど大噴火につながり長期間続く心配がある。株式相場でのマグマといえば、2012年から2013年にかけての政権交代ではないだろうか。休火山状態だった保守党が、野に下った間にマグマをたくわえ今一気に噴火している状況だろう。まさに、「アベノミクス火山の大噴火」といえるだろう。

 個別銘柄でも株価が長期間低迷している間に経営体質を強化しマグマをたくわえれば株価の噴火も大きいものなる。この意味では、休火山状態にある銘柄に目をつけ企業業績の地震計ともいえる営業利益率の動きをチェックすることは株価噴火で成果を得ることができる可能性がある。

 火山列島の日本、あちことで噴火が目立っているが日本再生のマグマは着実にたまり噴火銘柄もますます増えるのではなかろうか。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)

【関連記事・情報】
【業績で見る株価】ニューフレアは待ち伏せ買い、海外比率9割で円相場の行方ポイントに(2015/07/02)
【今日の言葉】中国の投資家人口9千万人の影響(2015/07/02)
【チャート診断】アールテックウエノ日足、週足と良好、業績絶好調背景に飛び出しそうだ(2015/07/02)
【宮田修 アナウンサー神主のため息】曲がった張り紙に思う(2015/07/01)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事