キヤノン、建築・建設業向け3DソフトとMRシステム「MREAL」をダイレクトに接続するソフトを発売

2015年6月4日 17:37

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 キヤノンは4日、現実映像とCGをリアルタイムに融合するMR(Mixed Reality:複合現実感)システム「MREAL」の新たなアプリケーションソフトウエアとして、建築・建設業向けの設計データを閲覧するためのソフトウエア「BIMx Desktop Viewer」と「MREAL」をダイレクトに接続する「MREAL Direct Viewer 1.1 for BIMx Desktop Viewer V18」を11日より発売すると発表した。

 「MREAL」は、製造業や建築・建設業における設計・製造の現場などで、デザインや設計データを実物大の3D映像で確認し、試作やコストの削減を可能にする業務支援ツール。

 今回、建築・建設業向けの設計データを閲覧するためのソフトウエア「BIMx Desktop Viewer」と「MREAL」をダイレクトに接続する新製品を発売することで、ユーザーは従来必要としていた中間フォーマットへの変換作業を介すことなく、設計データを「MREAL」で確認できるようになる。価格は270万円(税別)。

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