米国1-3月期のGDP改定値予想:前期比年率-0.9%

2015年5月22日 11:08

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記事提供元:フィスコ


*11:08JST 米国1-3月期のGDP改定値予想:前期比年率-0.9%
29日に発表される米国1-3月期GDP改定値は、前期比年率-0.9%(最高:-0.2%、最低:-1.2%)と予想されており、速報値の+0.2%から下方修正されることが見込まれている。


米国のGDPは、2008年のリーマン・ショック以来、季節調整に整合性が無くなっており、2010年から2014年のGDPの第1四半期の成長率は、第2-4四半期の平均成長率よりも2.3%低いことが指摘されている。


米サンフランシスコ地区連銀は、2015年5月18日に公表したエコノミック・レターで、4月に発表された米国の2015年1-3月期実質GDP (前期比年率+0.2%)は季節調整による過小推定の可能性があり、数字ほど弱くないと示唆した。
サンフランシスコ地区連銀は季節変動要因の手法を修正した結果、前期比年率+1.8%と推定している。

しかしながら、現状の季節調整では、1-3月期のGDPは、前期比年率-1.5%程度との試算もあることで、改定値、確報値でのネガティブ・サプライズに警戒することになる。《MY》

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