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米国経済成長率2%以下での利上げのトラウマ
記事提供元:フィスコ
*15:29JST 米国経済成長率2%以下での利上げのトラウマ
戦後の米国連邦準備理事会(FRB)の金融政策で、米国の成長率が2%以下で利上げに踏み切ったのは2回だけだが、どちらも1年以内にリセッション(景気後退)に陥っている。
1度目の1948年の利上げでは、1四半期後にリセッション(景気後退)に陥り、2度目の1980年の利上げでは、3四半期後にリセッション(景気後退)に陥っている。
市場の予想では、米国の4月、5月の雇用統計が改善した場合、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ開始が見込まれており、改善していなかった場合は、9月以降の利上げ開始が見込まれている。
2015年の米国の国内総生産(GDP)が2%を下回ったままで低迷していた場合、米国連邦準備理事会(FRB)が利上げに踏み切れば、1年以内にリセッション(景気後退)に陥る可能性に警戒することになる。《MY》
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